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2016 F1 ヨーロッパGP(バクー) スピードトラップ比較&セクター3タイム

このサーキットはちょっと特殊で、ストレートの途中にスピードトラップがあるため、スピードトラップでは最高速はわかりません。

ただし、コントロールラインのところでも速度がわかります。

 

また、ホームストレートでスリップストリームに入ると、一気に速度が上昇するために、スリップに入っていないと思われるもので比較しています。

  

スリップ&DRS有りと思われる状況。コントロールライン。

ウィリアムズ ボッタス 366 km/h

レッドブル フェルスタッペン 354.2 km/h

マクラーレン バトン 349.1km/h

 

これを見てわかるように、スリップストリームに入ってもメルセデスパワーユニットは圧倒的な速さを見せます。

 

DRS有り、スリップなしの状況。スピードトラップ。

フォース・インディア ヒュルケンベルグ 325.1 km/h

フェラーリ ベッテル 325.0 km/h

ザウバー ナッセ  325.9 km/h

トロロッソ クビアト 324.9 km/h

マノー ウェーレイン 324.5 km/h

マグヌッセン 319.5 km/h

マクラーレン アロンソ 319.3 km/h

 

ちなみに最速はロズベルグの334.8 km/hですが、これはスリップストリームに入っていると思われます。

 

こういったデータを見てもわかるように、スリップストリーム次第で相当な速度差が生まれます。

また、コーナーからの立ち上がり、トラクションの良し悪しでも速度差が出ます。

 

オンボードを見ていると、スリップがないとメルセデスでも340km/h前後までしか伸びてきません。

しかし、そこに至るまでの時間、加速力の違いが出ています。

 

レッドブルルノーPUの弱点を補うために、モンツァで使うような薄いリアウィングを使っています。

しかしそれでも全体で真ん中くらいのスピードしか出ていません。

 

セクタータイムを見ると、一目瞭然でホンダのパワーのなさがわかります。

 

実質コーナーが1個しかない、ストレート主体セクター3のベストタイム

16コーナーを抜けてほぼ全開のセクター3です。

 

(秒)

ロズベルグ 24.420

ハミルトン 24.494

ペレス 24.854

リカルド 24.869

フェルスタッペン 24.881

ハリアント 24.902

グティエレス 24.909

ボッタス 24.968

ナッセ 25.024

ベッテル 25.031

クビアト 25.044

マッサ 25.069

グロージャン 25.102

ライコネン 25.128

ウェーレイン 25.164

パーマー 25.291

アロンソ 25.297

マグヌッセン 25.435

バトン 25.506

 

今のF1において、いかにパワーが重要かわかる、バクー市街地サーキットのセクター3です。

マノーのウェーレインがフェラーリライコネンと同じ様なセクタータイムを出しているということでもそれが伺えます。

また、フォース・インディアのペレスがレッドブルフェラーリを圧倒するタイムを出せたのも、このサーキットの特性が大きく出ています。

 

アロンソが「ストレートで0.7秒も失うのは辛い」とコメントしているようにパワーが無いと話にならないサーキットは多いです。

この後のイギリスやオーストリア、イタリア、ベルギー、メキシコあたりもそういったサーキットです。

 

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