FIA世界耐久選手権「WEC」の開幕戦がいよいよ開催されます。
残念ながら、2016年限りでアウディがWECから撤退したので、LMP1はポルシェVSトヨタということになります。
プレシーズンテストではトヨタが非常に好調でした。
開幕戦のシルバーストーンでは、ポルシェがローダウンフォース仕様のパッケージで走ることになったので、俄然トヨタが有利です。
All set on the grid. @FIAWEC #6hSilverstone #Toyota #TS050 pic.twitter.com/qW7xwV2hnw
— TOYOTA WEC Team (@Toyota_Hybrid) 2017年4月16日
もちろんトヨタはル・マン24時間レースを勝つことが目的ですが、今のところトヨタがポルシェに対して優勢です。
まあ、勝つのはトヨタかポルシェのどちらかということになります。
耐久レースなので怖いのはトラブルです。
ちなみにポルシェにはアウディから移籍したロッテラーが加わっています。
トヨタは7号車に小林可夢偉が、8号車に中嶋一貴がエントリーしています。
アウディがいなくなってしまったことですし、トヨタにはシリーズのチャンピオンシップとル・マンの優勝の両方をとってほしいですね。
TOYOTA GAZOO RACINGというのは本当にやる気を感じるレーシングチームで、WRCもそうですが、世界で戦って尚且つ勝利を手にするというのをしっかり見据えているし実現するための技術もあります。
今のトヨタがハイブリッドの技術を持ってF1に参戦したら、すぐに上位争いできると思いますよ。WECのMGUの方がF1より高度ですから。