今シーズンのスーパーフォーミュラ最終戦。鈴鹿。
レース1はアンドレ・ロッテラーが、レース2は山本尚貴が優勝しました。
そして、CERUMO・INGINGの石浦宏明選手がポイントランキング1位、2015年のスーパーフォーミュラチャンピオンを獲得しました。
石浦選手おめでとうございます。
第2戦を欠場していたにも関わらず、ポイントランキング2位の中嶋一貴も凄かった。
チーム部門ではTOM'Sが安定の1位。チーム力を見せつけました。
チーム力なのかドライバーなのかわかりませんが、トヨタがホンダを完全に封じ込める形になりました。
ホンダの方がトラブルが多く、スタートはトヨタの方が良かったりと、エンジンではトヨタの方が一歩上回っていた気がします。
というか、全8レース中7レースがトヨタエンジン勢の優勝ですからね・・・
今シーズンから参戦した小林可夢偉は毎回安定して速く、ポイントランキングでも上位になりました。優勝はなかったというのが、ロッテラーや中嶋一貴が参戦するこのスーパーフォーミュラの難しさが見えてよかったんじゃないかとおもいます。
同じチーム内で結構実力差もみえました。
そして今シーズンでブリヂストンタイヤの契約が終了。来季からヨコハマタイヤになり、また違った展開も見られたら嬉しいですね。タイヤ戦争してほしかったなあ。
ですが、このスーパーフォーミュラはドライバーやマシンは1流なのに、レースの運営とか開催、TV中継の部分、ルールだったりがどうも2流な感じがしてならないです。
F1はもちろん、インディカー、DTM、WRC、WEC、NASCAR、そういったところと比べるとなんかレース自体の魅力が欠けるんですよ。
日本のトップフォーミュラなんだからインディカーくらいの盛り上がりがあってもいいんじゃないかと思います。
もういっそのこと海外のエンジンメーカーが参戦したらいいんじゃないかと
来年はもしかしたらGP2チャンピオンのストフェル・ヴァンドーンがスーパーフォーミュラに来るかもしれないということで楽しみです。めちゃくちゃ速かったですからこの人。
というかこの人がF1のシート獲得できない方がおかしい話なんですけどね。スーパーフォーミュラでチャンピオンになって速さ証明してF1行ってほしい人です。