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SUPER GT 第2戦 富士 感想

スーパーGTの第2戦が富士スピードウェイで5月3日、4日に行われました。

 

GT500は、開幕戦に引き続き日産GT-R勢がかなりの速さを見せました。

カルソニックGT-Rポールポジション獲得。

 

レクサス勢は予選でGT-Rほどの速さは出ませんでした。

 

決勝ではZENT RC Fもなんとか2位のS Road GT-Rについていけており、ロングランではRC Fはまずまずという印象でした。

しかし、トップのカルソニックのペースには遠く及ばず、序盤で引き離されました。

 

最初の悲劇はセーフティーカー導入後に起きました。

まず、S Roadのガス欠寸前でピットストップ。これが規定違反でペナルティ。

ZENTはガス欠で車を止めてしまいます。

 

これにより、40kgものハンデを積んでいるMOTUL GT-Rがなんとトップ争いの位置へ。

カルソニックとMOTULの激しいトップ争いの中、悲劇が起こりました。

なんとカルソニック GT-Rリアタイヤがバースト。

そのままリタイア・・・。目も当てられないほど落ち込むJPの姿。

順調だったはずのレースが水の泡に。

 

そして、まさかまさかのMOTULが2連勝。

強すぎる。レースが巧すぎる。

 

そういえば、RAYBRIG NSXも途中でタイヤバーストしてリタイアしましたがこちらもカルソニックと同じブリヂストン

まさかブリヂストンタイヤ・・・。

 

それにしても、40kgのウェイトハンデがあるのに優勝してしまう、後ろにいたDENSOのRC Fが勝負にならない、MOTUL GT-Rミシュラン、さらに松田次生とロニー・クインタレッリというこのチーム。

 

色々悔やまれることが多いレースでしたが、見ている方はかなり面白かったんじゃないかと思います。また、MOTULの強さを見せつけられた感じもします。

 

ホンダNSX・・・?相変わらずおっそいです。とてもじゃないけど表彰台すら実力で取れる速さはないです。

NSXは今シーズンからハイブリッドをやめて車を軽くしたようですが、GT-RやRC Fと比べるとエンジンパワーで劣っているようです。加えて、コーナリングもバランスが云々でそんなに良くない。

あの車今シーズン中に良くなるんですかね?

ウェイトハンデ積んだチームに完敗して恥ずかしくないのか。

 

 

GT300もGT-Rが優勝。ヤン・マーデンボローと星野一樹コンビ。

今回、BMW M6が速かったんですが、1回目のピットストップが長すぎて逆転されちゃいましたね。

意外に86も速かったです。

GT300は今回やたらクラッシュしたりトラブル出る車が多かったような。

開幕戦優勝したLEONもリタイアでしたし。

 

 

 

2016 F1 第4戦 ロシアGP 決勝 感想

メルセデス圧倒的だったな・・・。というのが率直な感想。

ロズベルグは開幕から4連勝。

 

 

ベッテルが1周目でクビアトに追突されてリタイアしたのは残念すぎましたが、それ以上にメルセデスはどうにもならないくらい速かったです。

 

ロズベルグはここ4戦本当に楽なレースをさせてもらっていて、43ポイントも引き離してランキング1位を独走です。

 

やはりこのサーキットは燃費に厳しく、フェラーリパワーユニットですらまだ燃費走行が必要。

メルセデスパワーユニットの方が燃費は優れてますから、その部分でも有利でした。

特にセクター2のストレートではライコネンはボッタスやハミルトンにちょっとついていけてない感じでした。

一方でウィリアムズも速かったんですが、タイヤに厳しい車ということもあってフェラーリほどのペースはなかったようです。

 

そして10番手スタートだったハミルトンは1周目で一気に5位まで浮上。

その後は速いペースでどんどん追い上げて、途中ボッタスに引っかかりましたが、ピットストップで楽々前に。

 

結果、ロズベルグ、ハミルトン、ライコネンという順位になりました。

 

レッドブルは1周目で2台ともダメージ。

ミディアムタイヤで最後まで走る戦略に出ましたが、これが失敗。

ミディアムのペースが遅く、結局ポイント圏内までカムバックすることはできませんでした。

 

今回、最も得をしたのはアロンソとマグヌッセン。

マクラーレンはウィリアムズからは1周1秒遅いペースで、トロ・ロッソよりも1周0.5秒ほど遅かったのですが、フェルスタッペンがトラブルでリタイア。サインツはペナルティ。

さらにフォース・インディアも1周目の事故でヒュルケンベルグがリタイアし、ペレスもタイヤをソフトに履き替え後ろに下がりました。

本来、マクラーレンルノーは6位7位に入るだけの速さはないわけですが、レッドブルフォース・インディアトロ・ロッソの3チームが後ろに下がり、尚且つグロージャンが蓋をしてくれたおかげでポイントを手にしました。

バトンもぎりぎり10位。終盤のペースは良かったですが、グロージャン以下がDRSトレイン状態で結構タイムを失ってしまった印象。

本来であればバトンはマグヌッセンより前にいてもおかしくありません。(ペレスが抜ければですが)

 

アロンソは終盤に1周だけかなり速いラップで走りましたが、それは燃費のことを考えないで1周だけ走った時のタイムだそうです。

つまり、ホンダPUの燃費がもっと良ければレースでももっと速く走れるということです・・・。

 

ペレスがグロージャンを抜けなかったのは意外でした。

ハースがストレート速いのか、フォース・インディアの立ち上がりが悪いのかわかりませんが、このサーキットであまり調子の良くなかったグロージャンの8位も驚きです。

 

今回はタイヤのデグラデーションが少ないこともあって、ピットストップが少ないレースでしたが、1周目の事故がかなり命運を分けた形になりました。

 

それでも、ロズベルグは悠々とトップを快走して、何のプレッシャーもなく優勝25ポイント。この人今年かなりついてます。

 

このサーキットはなかなか面白いコーナーが多いです。

ストレートから2コーナーに進入して、345という超高速コーナー。

8コーナーくらいまでバトルが続きます。

また、ハイスピードでコーナーリングしながらのターン14での急減速はなかなかオーバーテイクが難しい。

 

さて、次戦はついにスペインGPです。

スペインGPではマシンの総合力が試されます。

各チームがアップデートを持ち込んでくることが予想されます。

レッドブルはスペインならロシアほどは苦戦しないでしょう。

2016 F1 第4戦 ロシアGP フリー走行&予選と決勝の展望

2016年のF1の序盤戦もいよいよ終わり。ロシアGPです。

 

フリー走行

今回、ミディアム、ソフト、スーパーソフトというコンパウンドが持ち込まれました。

なんでミディアム?というくらい、ここは摩耗が少ないです。

したがって、ほとんどのチームが1セットしかミディアムを持ってきていません。

ソフトでも30周走れます。

決勝はほぼ間違いなく1ストップが最善手になるでしょうね。

 

フリー走行では、ベッテルがストップしました。

ベッテルはギアボックスを交換することになり、5グリッドペナルティです。

本当に最近ついていないフェラーリ

 

打って変わってメルセデスはやっぱりここでは速い。

パワーサーキットなので単純にパワーユニットで有利なメルセデスですが、それだけでなくテクニカルなセクター3も速い。

メルセデスが優勝する可能性は非常に高い・・・。

開幕から3連勝しているロズベルグをハミルトンが止められるのかどうか。

今シーズンはスタートで波乱がありますが、今回はどうなるのか。

1回でいいからロズベルグとハミルトンのバトルが見たい。

 

そしてウィリアムズはアップデートに加えてこのサーキットの特性も相まって、レッドブルと勝負できるかもしれないという感じ。レースペースは速いです。

レッドブルもパワーユニットの不利がありながらトップ6は狙える速さはあります。

 

本当に摩耗が少ないので、予選でも1発だけじゃなく何回かタイムが出せそうな印象。

ここ3戦とは少し変わった予選・決勝が見られるかもしれません。

 

予選

まさかの・・・ルイス・ハミルトン トラブル。Q3走れず。

 

ハミルトンがトラブルであっさりとロズベルグがポール。

ハミルトンまたしてもという感じで不運が続きます。

フェラーリメルセデスどころかウィリアムズに脅かされてしまいます。

予想通りウィリアムズはこのサーキットとの相性が良い。

ボッタスがライコネンを上回りました。

 

2番手だったベッテルはギアボックス交換で5グリッド降格。決勝は7番グリッドから。

ロズベルグは明日かなり楽になりました。開幕4連勝が見えてきた。

 

レッドブルは予選でふるわず。パワーユニットの差が響いた感じがします。

 

メルセデスはロングランでも圧倒するペースなので、ロズベルグはスタートさえ成功すれば優勝間違いないでしょう。

ウィリアムズも悪くないので、フェラーリと互角に戦えるかもしれません。

 

ポイント争いではレッドブルトロ・ロッソフォース・インディアが残った席を巡ってバトルしそうです。

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