スペインGP。凄まじい戦いでした。
ハミルトンは無線の時の声が息切れしていて本当に激しい戦いだったのを体現していました。
スタートでベッテルがハミルトンの前に出てリードしたものの、メルセデスはボッタスがタイヤ交換したベッテルを封じ込める作戦に出ます。
これによってベッテルは数秒失います。
その間にハミルトンは遅いミディアムタイヤでベッテルに接近。
しかし十分なリードを築けず、最終スティントでソフトのハミルトンVSミディアムのベッテルとなってしまい、ミディアムを履いたベッテルはハミルトンにオーバーテイクを許しました。
本当に接戦。
レースが終わってもハミルトンとベッテルはたった4秒差。
キーとなったのは
でしょう。
開幕から5戦。
フォース・インディアが大健闘の4位5位。ザウバーウェーレイン7位
今回素晴らしかったのがフォース・インディアです。
1コーナーの混乱を避けてその後は淡々と良いペースで周回。
4位5位をもぎ取りました。
そしてザウバーのウェーレインは値千金の7位。
第1スティントをソフトタイヤで長く走り、その後は後続を抑え込む素晴らしい走り。
ザウバーはエリクソンも11番手でしたので、スペインGPは素晴らしい結果を残せました。
※ウェーレインはペナルティで8位になりました
アロンソはストレートの遅さに苦しむ
しかし、ストレートが遅く、ハースやトロロッソの後ろまで来るけどオーバーテイクができない。
DRSを使っても全然追いつけなかったわけです。
そしてタイムを大幅に失い、さらにバンドーンがクラッシュした際のバーチャルセーフティカーによって大損してしまいます。
実はレースペースはフォース・インディアと大差ない速さがありました。
アロンソが初めて完走できたことはマクラーレンにとって大きいですが、オーバーテイクできないとひたすらタイムを失い続けるというのが露呈しました。
1コーナーでマッサと接触してコースアウトして順位を落としたのもかなり痛かったですね。
そしてバンドーンは手痛い凡ミス。マッサがインにいるのにかぶせてしまって接触。サスペンションを壊してリタイア。
フェラーリとメルセデス以外蚊帳の外
今回、なんと4位だったペレス以下が全員周回遅れにされました。
4位以下が全部周回遅れです。
レッドブルですら70秒も引き離されてしまったわけです。
ボッタスはエンジンが壊れる?
ボッタスはエンジンから火が出てリタイアです。
使っていたのはロシアまで使い続けたエンジンのため、いつ壊れてもおかしくなかったのでしょう。
ただ、彼はハミルトンに勝利をプレゼントすることに成功しました。
MVPはライコネンファンとライコネン
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— BBCF1 (@bbcf1) 2017年5月14日
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Fair play @ScuderiaFerrari and Kimi Raikkonen 👏
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今日の1番の出来事はこれですかね。
ライコネンが1コーナーでボッタスとフェルスタッペンと接触してリタイア。
ライコネンファンと思われる少年が泣いている姿が映し出されました。
その数十分後、フェラーリのホスピタリティでライコネンと少年が記念撮影。
なんともほっこりする流れでした(笑)
なお、ベッテルがボッタスをオーバーテイクした時に彼はバンザイしてました。
ほんとフェラーリ粋な事してくれます。
あと、あの少年をカメラで抜いたカメラクルーも。