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2022 F1 開幕時点勢力図分析!

開幕戦バーレーングランプリ時点の勢力図。

 

予選やレースを楽しみたい人にとってはほぼネタバレです。

 

開幕時点チーム勢力図

レッドブル

フェラーリ

 

メルセデス

 

アルピーヌ

アルファタウリ

クラレーン

アルファロメオ

アストンマーチン

ハース

 

ウィリアムズ

 

 

現状、2009年のブラウンGPのようなチームはありません。

 

フェラーリは確実に表彰台が狙える位置にいます。1周のアタックラップは目を見張るものがあり、フェルスタッペンがやらかせばポールも可能です。パワーユニットは昨年から20馬力以上改善されています。

しかし、ロングランペースで一歩劣っているため、今後のアップデートでさらにペースを改善する必要があります。フェラーリもポーポシングがないわけではないので改善の余地はありそうです。

 

メルセデスはプレシーズンテストから続くポーポシングとそれを解決するための妥協のセットアップによって大きくタイムを失っています。全車中最も跳ねています。

あれだけ跳ねていればブレーキングが安定するわけもなく、ロングストレートの後のコーナーは全て遅くなります。妥協のセットアップはアンダーステアをもたらしています。メルセデスは前を見るというよりは後ろを見ながらのレースになるでしょう。

シーズン中のどこかで、大型アップデートで跳ねを妥協なく改善できれば浮上するのは明らかです。

 

アルピーヌは開幕戦最大のサプライズです。新しいルノーPUはまだ信頼性が不十分ではあるものの、既に威力を発揮しています。1発は他の中段とそこまで変わらないものの、ロングランペースが良く、コンスタントにポイントが狙えるマシンに仕上がっています。

 

アルファタウリは開幕時点でポテンシャルは高いですが、タイヤを適切なウィンドウに入れる事に苦労しているため、夜になって一気にペースを失っています。ロングランはマクラレーンと良い勝負かというところです。

 

クラレーンはプレシーズンテストで発生したブレーキの問題を引きずっています。新しいブレーキを投入していますが、問題が完全に解決されたわけではありません。開発力があるので今抱えている問題が解決できれば中段の上の方に躍り出ることでしょう。

 

アルファロメオは今シーズン中段で戦えます。プレシーズンテストが散々だったにも関わらず、好タイムを出すことに成功しています。予選のアタックだけなら中段勢でも上の方かもしれません。ロングラン的にはマクラレーンやアルファタウリより少し下か。車の特性に合うサーキットならかなり速そうです。アルファロメオの課題は信頼性です。

 

アストンマーチンは、代役のヒュルケンベルグが乗っているため位置がかなりわかりづらかったものの、遅くはないが速くもないという印象です。アルファロメオと良い勝負ではないか。メルセデスレッドブルからエンジニアの引き抜きを行っているだけに長期的に改善される可能性は高そうですが、序盤は苦労するかもしれません。

 

ハースは昨年と比べればかなりまともなシーズンを過ごせそうです。一発アタックだけなら10位内も狙えるかもしれないですが、ロングランではアルファロメオアストンマーチンとの戦いになるかもしれません。

 

ウィリアムズは非常に厳しいです。一周のタイムもロングランも遅く、中段にはいません。

 

 

2022年の中段グループは非常にタイトです。5位~10位のポイント争いはかなり熾烈なものになります。

また、今年1年のアップデートによる勢力図変化は昨年までとは比較にならないほど大きいのは確実です。メルセデスW13は完全な眠れる獅子ですが、ヨーロッパラウンドまで目覚めることはないでしょう。

 

第2戦のサウジアラビアは市街地サーキットで特性が大きく異なるので中段は勢力図が変化すると思われます。

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