ポルトガルとイモラで成績を残せないと来年レッドブルにいられないかもと言われているアルボン。
ポルトガルは12位。予選6番手から順位を落としました。
1年半で決めてしまうのは早すぎですが、逆に言うとアルボンをレッドブルに乗せるのがどう考えても早すぎだったという顛末です。
それはガスリーにも言えました。
しかし、ルクレールはアルファロメオを1年で卒業してフェラーリ昇格で成果を出しましたから、アルボンとルクレールが同世代ということを考えるとやはり見劣りするんでしょうね。
そして海外メディアや現場の雰囲気的には来年はアルボンがレッドブルから降格させられる可能性が高いと思われています。
今年イタリアで優勝したピエール・ガスリーですが、母国チームであるルノーから声がかかっていると噂されています。
ホンダが撤退することでレッドブルが再びルノーエンジンを搭載する可能性が高く、そうなればルノーPUユーザー間でドライバーのトレードが行われる可能性も高いと言えます。
ガスリーはこの1年半で既に実力を証明しパドックでの評価を上げましたから、他から良い話があればそっちに行くという選択肢を選ぶことができます。
ではレッドブルに誰が乗るのかという話ですが、今マーケットにいるのはヒュルケンベルグ、ペレス、オコン、グロージャン、マグヌッセンあたりでしょう。
しかし、グロージャンとマグヌッセンはおそらくヘルムート・マルコが却下すると思います。
とりあえずはイモラでアルボンがどういう走りをするのかを見る必要がありそうです。
そしてアルボンが不調だと日の目を見るのが角田裕毅です。
角田はF2で3位以上なら来年のアルファタウリのシート獲得の可能性が高いとみられています。
しかし、もしレッドブルがセカンドドライバーにペレスやヒュルケンベルグ、オコンを選んだ場合、アルファタウリがガスリー・アルボンというペアになる可能性も否定できません。