F1ロシアGP、ハミルトンのペナルティによりボッタスが優勝しましたが、レッドブルの無線、そしてクビアトの苦戦により、レッドブルの弱点が露呈しました。
「ストレートで0.6秒失っている」
フェルスタッペンのエンジニアから衝撃の無線がありました。
これはすなわち、レッドブルがレースでメルセデスに負けているのはほとんどストレートだと言っているようなものです。
つまり、圧倒的なパワー不足。
ホンダPUがパワーで劣るのはモンツァ等を見ても明らかでしたが、決定的な証拠が出たようです。
アルファタウリのクビアトが新しいミディアムタイヤで10周以上オコンを攻めたのにオーバーテイクできなかったこともそれを裏付けます。
今シーズンのメルセデスPUが非常に優れているということはシーズン前から言われており、そのきっかけを作ったのが昨年のフェラーリの疑惑のPUだったという話です。
ちなみにロシアGP、ストレートで圧倒的に速い車はメルセデスPUを積むウィリアムズでした。
面白いことに、2019年のロシアGP予選ではフェルスタッペンの予選セクター1タイムはメルセデス2台より速かったです。
そう考えると、昨年後半よりもメルセデスとホンダの馬力差は広がったのかもしれません。