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「パーティモード禁止」でメルセデスの優位が加速か

今週末のイタリアGPから「パーティモード」が禁止されます。

 

パーティモードというのは、予選、特にメルセデスが予選のQ3で使う強力なエンジンモードです。簡単に言えば、回転数を上げたり、点火タイミングを変えたりして、エンジンに多少リスクを負わせても馬力を捻出するというものです。

メルセデスがパーティモードを使うとQ2からQ3で0.8秒速くなると言われています。(冗談で言われているだけですが・・・)

 

FIAはこのパーティモードを禁止しました。

 

一見、メルセデスの優位がなくなると思われますが、実際はそうでもない。

ジョージ・ラッセルによると、パーティモードを使わない事によるタイムロスは0.1秒程度のようです。

というのも、他のパワーユニットメーカーも予選モードを使っているためです。

 

しかし、これまでパーティモードを使うためにレースで節約していたパワーユニットの寿命を気にする必要がなくなります。

レースでメルセデスパワーユニット勢が速くなる可能性は十分に考えられます。

ジョージ・ラッセルはレースではかなりのペースアップにつながると考えているようです。

 

 そして悪いことに、メルセデスが他を圧倒しているのはストレートではなくコーナリングです。おそらくこのパーティモード禁止の恩恵はメルセデスフェラーリが多く受けると予想されます。

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