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F1 70周年記念GPはメルセデス以外が勝てる唯一のレースだったか?

2020 F1 70周年記念グランプリはフェルスタッペンが勝利しました。

 

フェルスタッペンの勝因はメルセデスほどタイヤのブリスターが酷くなかったことです。

C4・C3・C2という柔らかいコンパウンド+高温、さらにシルバーストーンのタイヤに厳しいレイアウトが予想外の展開を生んだわけですが、これがメルセデス以外のチームが勝てる最後のチャンスになった可能性があります。

 

70周年記念グランプリのタイヤコンパウンドFIAがレースを面白くするためにあえて無茶な組み合わせを選んだため、ソフトタイヤが一瞬で摩耗してレースでは全く役に立たないという稀有な状況が生まれました。

また、高い内圧の制限によってブリスターが出やすくなりました。

 

しかし、今後のスペイン、ベルギー、イタリアでは再びいつものコンパウンドに戻ります。スペインに至ってはハードがC1です。

その先のイモラやムジェロ、アルガルヴェではさすがにコンサバなコンパウンドが選択されるでしょう。ロシアはタイヤに優しいサーキットです。

ニュルブルクリンクもそれほどタイヤに厳しくありません。

 

ということで、シルバーストーンでの70周年記念グランプリよりも無茶なタイヤのコンパウンドは今後出てこないと予想されます。

雨が降ったとしてもメルセデスが速いです。

 

同士討ちやマシントラブル、奇跡的なセーフティカータイミングのような事がない限りは残りのレースでメルセデス以外が勝てる見込みほとんどないです。

短期間で他のチームが急激にマシンを速くすることも不可能です。

 

メルセデスが残りレースを全て勝ったとしても、イモラやムジェロ、アルガルヴェといったサーキットで現代のF1が走行するわけですから貴重であるのは間違いありません。

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