F1日本GP、決勝のスタート直後に2コーナーでフェルスタッペンと接触したシャルル・ルクレールにペナルティが出ました。
フェルスタッペンとの接触で5秒加算
さらに、フロントウィングが破損した状態で走行したため10秒加算
合計15秒のペナルティを受けました。
フェルスタッペンとの接触ですが、これについてはルクレールはフェルスタッペンが左側にいるのがはっきり見えなかったが、アンダーステアが出るライン取りだったということは想定できるとのことで、「避けることのできるアクシデント」としてペナルティが付与されました。
ちなみにこの件がレース後審議になったのは、最初は「お咎めなし」という裁定だったのが、レッドブルが抗議したことで審議が復活したためです。
この時ルクレールは接触と危険走行という2種類の審議を受けていました。
正直、フェルスタッペンとルクレールの接触は、今のF1のレギュレーション的にはペナルティが出るようなものではありません。
今のF1ではなるべくバトルができるように、悪質でない接触にはペナルティは出ません。
アルボンとノリスの接触がお咎めなしだったのはまさにその方針です。
ルクレールはアンダーステアが出てしまったので外側にはらんでしまっただけですが、アンダーステアが出ることを想定できたのではないか?という観点で最終的に5秒という軽めのペナルティになったわけですね。
どちらかというと、フロントウィングが壊れたまま走ってたことの方が危険。