F1 ドイツGP、フェルスタッペンはハミルトンから0.3秒遅れの2位となりました。
ホンダのPUですが、スペック3になってから「ラグ」の問題が予選で起きています。
予選のフルパワーモードの時に限り、ペダルを踏んでスロットルを開けた時に、パワーが出るタイミングが微妙に遅れるというもの。
このラグの問題があると、中低速コーナーの立ち上がりでドライバーが思うようにトラクションがかけられません。
フェルスタッペンはずっとこの問題を訴えていますが、ホンダがソフトウェア側でラグを解消することを試したものの、今度はPU自体の問題が起きてしまったため、元に戻したようです。
おそらく、パワーユニットそのものをアップデートして修正しないと直せないと思われるため、ペナルティを受けないと交換できません。
レッドブルとしては、スペック4投入のタイミングでペナルティを消化したいでしょうから、ベルギーとかイタリアとかそのあたりまで引っ張りたいはず。
スペック4を入れるにしても信頼性が確保されてないと無駄になってしまいますから考えもの。
レースモードではラグは出ないようです。