2019 フォーミュラ2 スペインラウンドが行われ、松下信治は11位、リタイアという結果に終わりました。
これで5戦連続のノーポイント。
フィーチャーレースでは、やや早めのピットストップでハードタイヤに履き替えましたが、中盤でペースが落ち、どんどん抜かれる展開に。
スプリントレースではまさかのエンジンから出火。
LAP 2/26
— Formula 2 (@FIA_F2) May 12, 2019
Quick work from the marshals to get the fire extinguished 👨🚒👩🚒
The Carlin is looking very sorry right now 😭#SpanishGP 🇪🇸 #F2 pic.twitter.com/Ub5AQlXIPG
とにかく不運に見舞われる松下信治です。
チームメイトのデレトラズもここ4戦でノーポイントで、カーリングのチーム自体が苦戦している印象。
松下はピレリタイヤに苦戦しているようです。
昨年のヨコハマタイヤはいつまででもタイヤがもつような感じでしたが、ピレリのタイヤは無茶をするとすぐ性能が低下するように作られています。
F1に乗るためには3位以内でシーズンを終えなければなりませんが、3位にデフリースとは57ポイントもの差。
松下はかなり絶望的な状況になったと言わざるをえません。
というのも、今年のF2上位のラティフィ、ギオット、デフリースといった面々は、「留年組」です。
要は、昨年ラッセル、ノリス、アルボンのF1昇格3人衆に勝てなかったメンバーが今年上位を走ってるということです。
松下はアゼルバイジャンでポールポジションを取ったり、実力は見せているのですが、やはり結果が残せていないとスーパーライセンスは取れない。
さらに厳しいことに、松下は4年目のF2です。
師匠ことマルドナードや、ジョリオン・パーマーでさえGP2の4年目にはチャンピオンになっています。
F2のシートはとにかく高額です。
松下が来年もF2に乗れる可能性は非常に低く、スペインまでで結果が出せていないのは絶望的な状況だと言わざるをえません。