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ベルギーGP 真の勝者はフェラーリだった理由

2017ベルギーGP、決勝レースでハミルトンが優勝しました。

 

しかし、おそらくメルセデスは焦ったはずです。勝ったにも関わらず。

そしてフェラーリはニヤっとしたはずです。

 

というのも、ストレートスピードを見ると明らかにメルセデスの方が速いわけです。

馬力がある。

スパ・フランコルシャンは非常に全開区間が長く、馬力の差は大きくタイムに影響します。

しかし決勝、ハミルトンはずっとベッテルを引き離すことができなかった。

逆にベッテルはずっと1.5秒~2.0秒の中にいることができた。

 

もちろんトウが効いていてストレートラインで引っ張ってもらえるとはいえ、フェラーリからすれば、ここではメルセデスに分があるなと思っていたはずです。実際ストレートスピードでは7キロも遅かった。

また、メルセデスとしてもウルトラではむりでもソフトタイヤなら自分たちの方が速いだろうと感じていたはず。

しかしソフトタイヤでもベッテルはギャップを維持し続けました。

 

 速い車でないと後ろについていくことはできません。また、今シーズンのマシンはタービュランスの影響もかなりある。

 

シーズン序盤に、メルセデスは高速サーキットで強く、フェラーリは回り込むコーナーで速いと言われていました。

スパは高速コーナーが多いサーキットです。

そんなスパでもメルセデスについていけたというのは、フェラーリの車の方が総合的に優れているということが証明されたのだと思います。

 

もちろん予選Q3ではメルセデスのQ3エンジンモードのブーストでフェラーリは厳しいですが、レースではそうでもない。

ボッタスもリカルドに抜かれてその後オーバーテイクできなかったわけです。

 

フェラーリは後半戦厳しいかもしれないと皆が予想していた。

しかしその予想が覆りそうな結果がスパフランコルシャンで出た、これはフェラーリにとっては勝ちに等しい結果だったと言えるでしょう。

 

正直イタリアの方がフェラーリにとっては厳しいかもしれません。しかし、一縷の望みはあったようです。

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