WEC 世界耐久選手権の開幕戦がイギリスのシルバーストーンで行われ、トヨタがポルシェに6秒差で勝利しました。
レースはまさにブリティッシュウェザーという感じで雨が降ったかと思えば止んだりという混沌とした状況に。
予選では後塵を拝したポルシェですが、レースペースではトヨタに匹敵する速さに。
トヨタ8号車は好調だったものの、トヨタ7号車のアンチロールバーにトラブル?
これでタイムが3秒ほど遅くなり、トヨタ7号車は周回遅れに。
さらにトヨタ7号車はホセマリアロペスが大クラッシュ。
フロントが大破したものの、なんとか自力でピットに戻ります。そして長時間に渡る修理
レース終盤はポルシェとトヨタの直接対決となり、セバスチャン・ブエミが果敢なオーバーテイクを見せて首位を奪い返し、そのままフィニッシュ。
This battle is just fierce!@Toyota_Hybrid #8 @Sebastien_buemi Vs @Porsche_Team #2 @BrendonHartley 😮😲👏#6hSilverstone pic.twitter.com/pk7pk53hNu
— FIA WEC (@FIAWEC) 2017年4月16日
6時間走ってたったの6秒差でトヨタが優勝しました。
You can see how much that pass for the lead by @Sebastien_buemi means to the team! @FIAWEC #6hSilverstone #Toyota pic.twitter.com/EKUXJfCS5q
— TOYOTA WEC Team (@Toyota_Hybrid) 2017年4月16日
ローダウンフォース仕様でも速かったポルシェのレースペース
今回、ポルシェの2台はローダウンフォース仕様のマシンだったのですが、シルバーストーンでダウンフォースが少ないというのはひたすら不利です。
ポルシェは不利なローダウンフォースでトヨタを苦しめたわけですから恐ろしいです。
ポルシェのハイダウンフォースが導入されたらどうなってしまうのか。
もちろん最終目的はル・マン24時間レースでの勝利です。
トヨタからは、中嶋一貴、小林可夢偉、国本雄資の3人の日本人が参戦します
ポルシェも細かいところを煮詰めてくるでしょうから、トヨタも7号車に起こったトラブルの原因を突き止めて信頼性を高める必要がありそうですね。