23年ぶり?のF1メキシコGPが開催されました。
ロズベルグがついに久々のポール・トゥ・ウィン。
DRS使用時350km/hオーバー(スリップありならメルセデス勢は360km/h超え)の超ロングストレートのあるエルマノス・ロドリゲス・サーキットですが、セクター2とセクター3がテクニカルなのでモンツァみたいにローダウンフォースだとちょっとタイムが出ない感じです。
フェラーリは2台ともリタイアするという散々な週末でした。
それにしても凄まじい観客の人数。ペレスフィーバーとでもいうような、満員の観客。
メキシカンの情熱的な応援というか、他のサーキットの客とくらべても熱狂的で面白かったです。素晴らしい雰囲気です。
やっぱり地元のヒーローがいると本当にF1は盛り上がる。今度、フィンランドでF1開催したらどうでしょう。
来年はHAASからグティエレスが参戦しますので、今年よりも盛り上がるかも?
今回、あれだけ長いストレートがあるにも関わらず、レッドブルやトロロッソがそこそこ戦えたのが意外した。リカルドなんてウィリアムズをオーバーテイクしてましたし。
まあそれでもメルセデス2台は別格の速さで、ダウンフォースつけてもストレートで速いし、当然セクター2、3も速い。
しかしブレーキはギリギリということで、1コーナーで順位を守ったロズベルグにハミルトンはなすすべがない感じでした。
表彰台での「Ole Ole Ole Nico Nico~」はなんかメキシコのファンの素晴らしさを感じた。
マクラーレン・ホンダは予想通り遅い遅い。空気が薄い高地でターボがつらい上に回生も貧弱ですから、ザウバーにすら簡単においていかれてしました。
しかも予選ではバトン、決勝ではアロンソにトラブル。信頼性低い低い。
もう本当に"テスト走行"をグランプリレースでやってるような感じ。
それにしてもフェラーリは残念すぎるレースをしてしまいましたね。
レースペースならおそらくウィリアムズより上だったはずでしたが、最初にベッテルがリカルドと接触してパンク、その後ずるずると悪い流れ。最後はクラッシュ。
これで今シーズンもハミルトンが1位、ロズベルグが2位のポイントランキングになりそうですかね。