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F1日本GP ベッテルのフライングにペナルティがなかった理由

F1日本グランプリ

 

セバスチャン・ベッテルがスタートでフライングしました。

といってもすぐ止まりました。

 

これは最初審議対象となりましたが、ペナルティは出ませんでした。

 

なぜフライングしたのにペナルティが出なかったのか。

その理由をFIAは次のように説明しています。

 

Whilst the video shows some movement that movement was within the acceptable tolerance of the F1 jump start system which formerly defines a jump start per Article 36.13(a) of the FIA Formula One Sporting Regulations.

 

簡単に言うと、「動いたけど、検知システムの許容範囲内だった」ということです。

フェラーリ側はアドバンテージを得ていないと抗議したようです。

FIAの判断では、フライングの検知システムの許容内の動きだったためペナルティは無しということです。

 

まあ、あそこでペナルティ出すとメルセデスが1-2でクルージングするだけの退屈なレースになるので、F1の興行的にも・・・ということなんでしょうね。

 

ライコネンがロシアでやったフライングは明らかにタイヤが転がって前に出てますが、今回のベッテルのフライングはちょろっと前に出ただけ。

あれだとトランスポンダーの検知に引っかからないのかもしれません。

 

ちなみに競技規則では、動いたかどうかではなくトランスポンダーがフライングを検知したかどうかで判断されます。

2019 F1日本GP フェラーリやらかす!1-2から2位6位に

ベッテルがジャンプスタート(フライング)し、ボッタスにトップを奪われる。

ルクレールはフェルスタッペンと接触フロントウィング破損、序盤でのピットを強いられる。

 

フェラーリはレースペースではメルセデスより遅いですから、ボッタスの後ろになった時点でベッテルに勝ち目なし。

ハミルトンからなんとか2位を死守しましたが、フロントロー独占という圧倒的優位がもろくも崩れ去った形です。

 

ルクレールがフェルスタッペンと接触していなければ、ハミルトンは4位あたりだったわけで、仮にボッタスがトップに出てもまだ戦略的にボッタスを出し抜くことは可能だったかもしれません。

メルセデスはコース上でフェラーリ抜けないわけですし。

 

 いつもはフェラーリのストラテジーのミスでやらかしますが、今回はドライバー2人がやってしまったという感じ。

ベッテルはなんとかハミルトンを押さえて汚名返上しましたが、ひたすらもったいなかった。

 

ルクレールにペナルティ

ルクレールは5秒ペナルティと10秒ペナルティの両方を受け、15秒が加算されました。

フェルスタッペンとの接触は意図的ではないが、アンダーステアが出るのは予想できたという判断。

10秒ペナルティは壊れた車で走行したことです。

 

F1 日本GP予選 2019 フェラーリフロントロー独占

フェラーリ鈴鹿フロントロー独占。

ベッテルポールポジション

2006年以来?

 

驚異の1分27秒フラット

 

www.youtube.com

 

セクター1でメルセデスフェラーリに負けるという衝撃。

メルセデスコーナリングマシンですが、逆バンクからデグナーまでの登り坂でフェラーリパワーの優位が出たかもしれません。

タイム差だけ見れば0.2秒なのでメルセデスも遅くない。

しかしフェラーリが速かった。

前評判ではバックストレートでフェラーリが速いからフェラーリもPP候補とは言われてましたが、セクター1でメルセデスより速かったというのは衝撃です。

また、ベッテルの走りも神がかっていた。

 

もし台風が来なければ26秒台だったことでしょう

 

 

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