フォーミュラ1のレーシングドライバーの推定年俸はどのくらい?
F1ドライバーの年俸はピンからキリまであります。
新人は年2000万円程度です。
新人でも、他のカテゴリと比べるとかなり稼いでいる方になりますが、ドライバーによってはF1のシート獲得のために資金の持ち込み(数十億円)をしており、むしろお金を払っている人もいます。
普通の若手ドライバーは年1億円程度です。
チームからある程度認められた若手のドライバーには1億円程度が支払われています。
レースは危険がつきもので、命の危機にさらされることもありますから、それを考えればこのくらいの報酬が妥当かもしれません。
中堅ドライバーは年3億円~5億円程度です。
ある程度長い間F1に参戦しており、それなりに信頼されているドライバーには3億円以上が支払われています。
キミ・ライコネンは元チャンピオンですが、だいたいこのあたりの年俸です。
優勝実績があり、トップチームから評価されているドライバーには10億円以上が支払われます。
優勝経験があるがまだ若手で粗さもあるマックス・フェルスタッペンは13億円程度と推測されています。
10億円以上を貰っているのは、フェルスタッペン、リカルド、ベッテル、ハミルトンの4人だけです。
フェラーリのエースで、4回のワールドチャンピオンという実績があるセバスチャン・ベッテルは40億円程度と推測されています。
メルセデスで5回のワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンは、55億円以上と推定されています。
メルセデスやフェラーリのようなトップチームは、車の開発にとてつもない予算を投入しています。
したがって、ドライバーの実力不足でチャンピオンが取れないという事は絶対に避けたいわけです。
ハミルトンやベッテルのような、突出して高い実力を持つドライバーには、莫大な報酬が支払われ、他のチームに行ってしまわないようにしています。
また、かつてのシューマッハや、現役のハミルトンのようなドライバーには本人のブランド力にもお金が払われていることでしょう。