F1ロシアグランプリのスピードトラップ比較です。
参考のためにセクター2の最高速も紹介しておきます。
スピードトラップはホームストレートエンドです。
各チームの速い方。チーム内での差が大きい場合は参考に両方。
スピードトラップ
ウィリアムズ(メルセデス)331.2 km/h
フェラーリ 331.0 km/h
メルセデス 330.4 km/h
フォース・インディア(メルセデス)329.5 km/h
ハース(フェラーリ)325.5 km/h
マクラーレン(ホンダ)322.6 km/h
ルノー 318.9 km/h
参考:
ウィリアムズ マッサ 327.5 km/h
レッドブル フェルスタッペン 320.8 km/h
セクター2ストレート 最高速
メルセデス 331.5 km/h
フェラーリ 331.4 km/h
ウィリアムズ 330.8 km/h
フォース・インディア 329.4 km/h
ハース 325.6 km/h
ザウバー 325.6 km/h
レッドブル 325.6 km/h
ルノー 323.3 km/h
トロロッソ 320.7 km/h
マクラーレン 320.3 km/h
まさにメルセデスとフェラーリ、がっぷり四つの予選だっただけに、DRSを開けた状態での両者の速度差は ほとんどありませんでした。
ただ、DRSを開けていないセクター1途中の速度計ではメルセデスがフェラーリを圧倒していることを考えると、まだメルセデスパワーユニットの方が馬力はあるように思えます。
ルノーは前戦までストレートが速かったですが、ダウンフォースをつけたのか、今回は下の方に沈み、マクラーレンと大差がない速度になっていました。
レッドブルがフェラーリ対比でも7キロほど劣るというのは今回の苦戦を表しています。
ドラッグが大きいと言われるトロロッソの2台も速度は下の方に沈んでいます。
セクター2では、16年型のフェラーリPUを積んだザウバーと17年の最新PUのハースが同じ速度を計測しており、ザウバーのマシンのダウンフォースの少なさが窺えます。
ホンダは信頼性向上のアップデートは持ち込んだものの、まだパフォーマンスを上げる新スペックのPUは導入していません。さすがにメルセデスPUから10キロも遅いのはこの長くストレートが多いストップ&ゴーサーキットではかなりタイム差に響いてしまいます。最高速ではルノーPUには少し近づいた感じですが、実際の馬力はルノーよりだいぶ悪い感じで、ホンダ側も予想通り厳しい結果だと認めています。
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