カナダグランプリのスピードトラップ比較です。
スピードトラップはセクター3のストレートにあります。
スリップストリームを得ていると思われるデータは参考値として表の下に掲載しています。
スピードトラップ比較
チーム | ドライバー | パワーユニット | スピードトラップ速度 |
---|---|---|---|
ウィリアムズ | マッサ | メルセデス | 332.5 km/h |
フォース・インディア | ペレス | メルセデス | 331.5 km/h |
フェラーリ | ベッテル | フェラーリ | 331.5 km/h |
レッドブル | リカルド | ルノー | 329.8 km/h |
メルセデス | ハミルトン | メルセデス | 328.7 km/h |
ザウバー | エリクソン | フェラーリ | 328.3 km/h |
ルノー | ヒュルケンベルグ | ルノー | 328.2 km/h |
トロロッソ | サインツ | ルノー | 326.6 km/h |
ハース | マグヌッセン | フェラーリ | 324.8 km/h |
マクラーレン | アロンソ | ホンダ | 319.6 km/h |
スリップストリームありの参考値:
ウェーレイン 335 km/h
フェルスタッペン 334.6 km/h
まだエンジンの大型アップデートをしていないですが、ルノー勢も最高速は他に匹敵できるレベルまで来ています。ただ、現段階ではルノーはまだ3番目に速いエンジンという感じです。
メルセデス、フェラーリ 、ルノーはもうマシンのドラッグとヘアピンからのトラクション次第という感じです。
ウィリアムズもフォース・インディアも予選トップ10入りしましたが、それが頷けるストレートの速さです。
メルセデスは上記2チームに比べるとダウンフォース多めなのかもしれません。
マクラーレンはDRSありで320km/hすら出ないという驚愕の遅さです。
マクラーレンが「我慢の限界」と発言するのもうなずけるホンダエンジンのパワーのなさが露呈しています。
コーナーが少ないセクター3だけで他より0.5秒~0.6秒ほど遅く、もしマクラーレンにメルセデスエンジンが積まれていたら間違いなくウィリアムズを上回ることができるでしょう。
マクラーレンは決勝では間違いなく下位に沈むでしょう。こんなにストレートが遅かったらオーバーテイクできないし簡単にオーバーテイクされるでしょうから。
去年は327km/h出てましたから、アロンソは相当遅く感じたのではないでしょうか。