TVで放送されていないチーム無線。
ハミルトン
フェルスタッペン
ハミルトンの無線内容(一部)
「ルイス、できる時にHPPシフト ポジション4にしてくれ」
「レース情報だ。フェルスタッペンが中段を引き離したからフリーピットストップウィンドウに入った」
「ターン14の出口にもデブリがある」
HAM「デブリが色んなところに落ちすぎてる」
「セーフティカー、セーフティカー、ピットインだ。デルタをポジティブに保ってくれ。ピットストップするぞ」
HAM「セーフティカーのピックアップペースがあまりにも遅すぎる」
HAM「このタイヤで大丈夫なのか」
HAM「バルテリはなんでまたピットしたんだ?」
「パンクしている可能性があった」
「フェルスタッペンが後ろにいる、その後ろにベッテルだ」
「フェルスタッペンがピットレーンで壁に寄せた」
HAM「アンセーフリリースだな」
「ああ、今確認中だ」
「モードに気をつけてくれ。スタートにはストラット5を選んでくれ」
「ルイス、ベッテルとフェルスタッペンの2人はハードタイヤだからリスタート時のペースは合わせることができる。彼らのタイヤは温まりが悪いのを忘れるな」
HAM「セーフティカーがスーパースローだ」
HAM「バルテリもハードタイヤ履いてるのか?」
「そうだ。彼もハードタイヤだ」
「セーフティカーが入るぞ。プリセレクトはストラット5だ」
HAM「このタイヤでかなり長く走ることになるんじゃないの」
「ここではトラックポジションが王様だ。君が有利なトラックポジションにいるんだ」
「ペースにもギャップにも満足だ」
HAM「質問だ。ジェイムズはこのタイヤが問題だと考えているのか?遅いペースで走っても最後までもつのかわからないよ」
「ルイス、良い調子だ。このままマネージしていこう。」
「フェルスタッペンは5秒ペナルティを受けている」
「ストラットモード15」
「ターン8で軽く雨が落ちてきている」
「我々は雨が強くなるとは考えていない」
HAM「後ろからのプレッシャーに対抗したほうがいいのか?」
「OK。何かする必要はない。フェルスタッペンは0.8秒後方だ」
HAM「ブレーキが熱くなっている」
「ブレーキの温度は心配ない」
HAM「あと50周もこれが続くのか」
HAM「ハードタイヤに替えることは考えていない?」
「もう一度ピットする必要があればハードに替えるが今のところはOKだ。フェルスタッペンの左フロントにもグレイニングが出ている」
「OKルイス。後ろにいる車はここでオーバーテイクすることが難しいことをわかっている」
HAM「このタイヤで最後まで行けるとは思えないよ」
HAM「間違ったタイヤをつけたんじゃないの」
「OKルイス、我々はかなり自信がある。グロージャンは似たようなタイムで35周もソフトでまだ走っている。」
HAM「グレイニングが左フロントに出ている」
「フェルスタッペンにも出ている。君より悪いくらいだ」
「トラフィックを抜く時にストラット7を使用可能だ」
「前に周回遅れの車が6台いる。」
HAM「ブルーフラッグ」
(※何度も「ブルーフラッグ」無線)
HAM「このタイヤが保つとは思えない。左フロントは終わったよ」
HAM「左フロントタイヤが死んだ。かなりの問題だよ」
「ルイス、このタイヤでできる限り長く走るつもりだ。グロージャンは48周、ソフトタイヤでまだ走っている」
HAM「バルテリはどこにいるんだ?彼もタイヤで苦しんでるのか?」
「同じように酷いアブレーションが出ている」
「ルイス、前にいる車と同じペースで走れば、まだフェルスタッペンから順位を守ることはできるぞ」
HAM「後ろに従え続けるのは無理だ。見えないのか?フェルスタッペンは真後ろにいるんだぞ。」
「問題ない、ルイス。フェルスタッペンから最後まで順位を守ることはできる」
「ルイス、前にいる集団は遅く走っているリカルドにつっかえている。彼は18.0で走っている。」
HAM「車が曲がってくれない」
「必要ならEBを試せる。」
HAM「いったい何を考えてこのタイヤを着けたのか理解できないよ」
HAM「奇跡が起きる希望が必要だ」
「ルイス、ジェイムズだ。君ならできる。信じてくれ。」
HAM「このタイヤあと12周も保たない」
「もっとEBを使う事を提案する」
「フェルスタッペンがさらにパワーを貰ったようだ。オーバーテイク(モード)を使っていいぞ」
HAM「あー、それは良いニュースだね」
「OKルイス、HPP1、ポジション3」
HAM「ブルーフラッグ!!」
「やったぞルイス!この勝利はニキに捧げよう。」
「可能な限り車を冷やしてくれ」
「HPP3、ポジション14」
「トラックにいるマーシャルに気をつけてくれ」
「ルイス、ジェイムズだ。他の誰にも真似できない素晴らしい走りだった。」
トト・ウルフ「ルイス、この勝利はニキのためのものだ。信じられない、本当によくやった。おめでとう」
「ストラットモード14、グリッドにある表彰台に向かってくれ」
「ルイス、もう少し速く走って車を冷却してくれ」
HAM「彼(ニキ・ラウダ)が勝たせてくれたんだ。これは間違いなくニキのための勝利だ。」
「ああ、だが優勝にふさわしい走りだったぞ」