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2019 F1モナコGP これが今年のメルセデスです

モナコGPの木曜フリー走行が行われたのですが、まさに「圧倒」という言葉がふさわしいほどメルセデスが速かった。

 

過去、2017年はフェラーリ、2018年はレッドブルが優勝と、メルセデスにとって苦手なサーキットがモナコでした。

 

つまり、彼らにとってここ数年の課題は低速コーナー。

 

そして今年のメルセデスは低速コーナーがとんでもなく速かった。

メルセデスは低速コーナーを速く走れるようにあらゆる手をつくしたのでしょう。

 

特に、ミディアムタイヤを履いても、ソフトタイヤを履いた他のどのチームよりも速いというのは恐ろしいことでした。

 

今年のメルセデスは低速コーナーがとにかく速い。

モナコという短いサーキットでフェラーリに0.5秒以上の差をつけてしまうほどに。

 

それでいて、ストップ&ゴーでもティルケサーキットでも、市街地でも速い。

過去のメルセデスの車は、サーキットによってはフェラーリレッドブルに負けることがありましたが、W10に弱点無し。

 

メルセデス W10は、F1史上ではMP4/4やFW14B、F2004と肩を並べる、あるいはそれ以上の傑作マシンと言えるでしょう。

 

21戦21勝を他のチームが阻止できるのかどうかという部分が今シーズン最も注目すべき点かもしれません。

 

ちなみにFW14Bで記憶に残る1992年のモナコGPですが、あの時の予選は1位がマンセルで1分19秒495でした。

2番手チームではマクラーレンのセナが1分20秒608で3番手。

FW14Bは1秒も他のチームより速かったことになります。

 

今年のメルセデスは今のところ0.5~0.7秒ほど他のチームより速いかもしれません。

フェルスタッペンが神が宿る走りをすれば0.3秒位には近づけるかもしれないですが。