今年のスーパーフォーミュラ、例年よりも粗が目立ちます。
土曜日に大雨で予選中止。
日曜午前に予選決行。
日曜予選も雨でクラッシュ続出。赤旗連発。
結局、とりあえずまともにタイム出せた人が上位グリッドを獲得し、多くのドライバーはまともにタイムを出せぬまま日曜予選中止。
しかも、予選中止も急遽決められたようで、監督やドライバー達がこの運営に苦言を呈していました。
あまりにもお粗末なレース運営・・・
今のスーパーフォーミュラの車はかなり空力性能が高く、雨量が多いと簡単にスピンします。1台で走ってるならともかく非常に危険。
そして決勝日・・・
優勝したのは最後方からスタートした関口選手。
その作戦は、ソフトタイヤを履き、ほぼ満タンの燃料でスタート。
セーフティカーの時にステイアウトし、先頭に出て一気に飛ばすというもの。
他のドライバーより2.5秒速いペースで何十周も走っていました。
フォーミュラカーというのは他の車が前にいなければ最も速く走ることができ、バトルをすれば当然遅くなります。
したがって、一番前を単独走行できるという理想の状態&長持ちするソフトタイヤ、これが関口選手の勝利に繋がりました。
開幕戦も荒れまくってしましたが、ちょっと雨が降った時の運営がずさんな印象を受けます。