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2018 F1 開幕戦を終えての各チームの戦力図・速さランキング

F1オーストラリアGPでわかった各チームの戦力図です。

 

1. メルセデス

開幕戦でハミルトンは2位だったものの、予選での圧倒的なタイム、決勝での速いレースペースは作年以上にメルセデスの強さを感じさせられました。

オーストラリアのようなサーキットでこれですから、ティルケデザインのサーキットだったらどれだけ差が開くのか恐ろしいです。

決勝最速ラップ :1分26秒444

予選:1分21秒164

 

 

2. フェラーリ

開幕戦はツキがあったため優勝したフェラーリ。今年はライコネンも運転しやすそうです。

表彰台は完全に手中ですが、メルセデスには完全に負けています。

パワーユニットの馬力は向上しているものの、レースではリフトアンドコーストをしているシーンもあったので、回生はメルセデスに劣る印象。

どうするフェラーリ・・・

決勝最速ラップ :1分26秒373

予選:1分21秒828

 

 

3. レッドブル

車自体はフェラーリと互角の速さ。しかし、ルノーパワーユニットは明らかに馬力不足。

レッドブルのチームではどうにもできないメルセデスフェラーリとの馬力の差。

それでもオーストラリアGPのレースペースは良く、表彰台のチャンスは幾度となくやってくるでしょう。

メルセデスからは明らかな遅れ。

低速サーキットでのパフォーマンスがどうなのか注目されます。

決勝最速ラップ:1分25秒945

予選:1分21秒879

 

 

4. ハース

今シーズン最大のサプライズはハース。

作年型フェラーリと揶揄されるマシンですが、タイムは昨年のフェラーリほどは速くないです。それでもトップ3の後ろを走るのはハースでしょう。

最新型フェラーリパワーユニットの恩恵でストレートも速い。

開幕戦では凡ミスでダブルリタイアだったものの、今シーズンの中段グループは「ハースに勝てるのか」が課題になりそうです。

グロージャンとマグヌッセンという2人が果たしてどこまで車のポテンシャルを引き出せるのかという部分にも注目。

決勝最速ラップ:1分28秒805(※前半でリタイア)

予選:1分23秒187

 

 

5. マクラーレン

今年からパワーユニットルノーになったマクラーレン

過去3年間のホンダ地獄からようやく抜け出し、ストレートでも後ろをある程度押さえられる「戦えるマシン」を手にしました。

予選ではQ3に行けなかったものの、レースペースではまずまず。

同じパワーユニットレッドブルと比べると1周0.5秒以上遅いので、まだ中段グループでの争いになります。

しかし、マクラーレン側によると開幕戦は苦戦すると予想していたので、ルノーPUに慣れてきてアップデートが投入されれば中段から抜け出せる可能性もあります。

今の所、ハースと比較すると完全にハースの方が上、ライバルはルノーワークスか。

 決勝最速ラップ:1分26秒978

 予選:1分23秒692

 

 

5. ルノー

やっとワークスらしくなってきたルノー

サインツヒュルケンベルグという優秀なドライバー2人になったことで安定感も見られます。

トップ10に入るだけの速さは持っています。

当面はハースやマクラーレンとのポイント争いでしょう。

レースペースはマクラーレンとほぼ互角。

 決勝最速ラップ:1分27秒081

予選:1分23秒544

 

 

7. フォース・インディア

シャシーのアップデートが投入されていないため、序盤は苦戦しそうなフォース・インディア

今年はマクラーレンが復活し、ハースも速くなったため、昨年のように毎戦ポイント獲得は難しいと思われます。

Bスペックシャシーの投入でどこまで速くなるのかは注目されます。

とりあえず序盤は辛抱が必要。

決勝最速ラップ:1分27秒600

予選:1分24秒005

 

 

8. ウィリアムズ

マッサのいなくなったウィリアムズ。

2014年のマッサ・ボッタス体制の時の強さはどこへ、乗りにくそうな車です。

今年はQ1を抜けられるかという所での戦いになるかもしれません。

ハースからはレースペースが1秒も遅い。

マルティニもスポンサーから降りるようですし、どうなるウィリアムズ・・・。

 決勝最速ラップ:1分28秒511

 予選:1分24秒230

 

 

9. トロロッソ

今年からホンダのパワーユニットを使う事になったトロロッソ

開幕戦で唯一、昨年より遅くなったチームがトロロッソです。

マクラーレン比較で1周1秒遅いレースペース。

ホンダPUの馬力不足、燃費の悪さも相変わらずで良いとこなし。

さらにレースではMGU-Hが壊れる事態に陥り、信頼性も低い。

当面の間、後ろを走ることになるでしょう。

 決勝最速ラップ:1分28秒176

予選:1分24秒532

 

 

10. ザウバー

昨年と比べれば大幅に改善しているザウバー

今年からは「アルファロメオ」のチームとして走ります。

開幕では新人のルクレールが13位フィニッシュ。

レースペースではトロロッソと同等以上の速さ。

あわよくばウィリアムズまで射程圏内。

ポイントは厳しいですが、彼らはもはや最後尾をひたすら走るチームではなくなったというわけです。

決勝最速ラップ:1分28秒759

予選:1分24秒556

 

 

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