フォーミュラEの最終戦がカナダで開催され、ABTのルーカス・ディ・グラッシがシーズンチャンピオンに決定しました。
セバスチャン・ブエミはレース1で違反発覚もあったりなど、散々な週末で、チャンピオンシップは2位に終わりました。
今シーズンは実質的にはアウディVSルノーという感じではあったものの、マヒンドラレーシングのローゼンクヴィストが新星として目立っていた印象です。
ルノーのパワートレインを積んでいるテチータのベルニュなんかも速かったです。
ブエミは今シーズン6回も優勝。つまり半分はブエミが優勝していたわけですが、2度の失格に加えて、WECにトヨタから出場している関係でアメリカラウンドを欠場。
もしアメリカラウンドに出ていたらブエミがチャンピオンシップを取っていたかもしれません。
結果からすればフォーミュラEはF1のようにパワートレインがかなり左右するカテゴリと言わざるをえません。
もちろんセットアップの面でチーム力も重要ですが、パワートレインが強力でないと優勝は無理。だからこそBMWやメルセデスが名乗りをあげてきたわけですね。
来シーズンはついにアウディが本格的に乗り込んできます。
日本のメーカーはまだ傍観を続けるのか?