ハンガリーGP予選が行われました。
ライコネンも次いで2位。
3位ボッタス。
ハミルトンはタイヤのバイブレーション等に苦しみ、それでも4位を死守。
ハミルトンはステアリング修正も多く、思うようにタイムが出せていませんでした。
ボッタスも最終コーナーではみ出してましたが・・・。
ハンガロリンクはなんといっても特殊な低速サーキット。
パワーの影響が小さいため、メルセデスPUのアドバンテージもないも同然です。
そんな中でフェラーリはしっかりタイヤを使い切ることができたという印象です。
レッドブルは速かったものの惜しくも5位6位の定位置。
あとほんの0.1秒で4位でした。
もしかしたら明日のレース、メルセデスに食って掛かるかもしれません。
値千金の7番手はヒュルケンベルグ。
マクラーレンはホンダPUのハンデが小さいハンガロリンクでなんとか8番手、9番手に滑り込みました。
そう考えるとルノーの車はマクラーレンよりもパワーユニット差し引きでも同等くらいの速さはあるようです。
もしホンダPUにあと30馬力あれば7番手も取れていたかもしれません。
マクラーレンのシャシーはホイールベースが短いですが、これはハンガロリンクのようなサーキットには向いています。しかし鈴鹿やスパには不向き・・・。
そして今回、マッサが体調不良で辞退。
代わりにポール・ディ・レスタが出場。
練習一切なし。ぶっつけ本番ならが19番手で、ストロールから1秒以内と、まだまだ現役ドライバーという力を見せました。
FP3であわてて招集されてましたが、Q1だけで車に慣れていっており、明日のレースも結構楽しみです。
ただ、ウィリアムズは低速サーキットは苦手ですね。
パーマーは11番手で奮闘していましたが、ヒュルケンベルグから1秒近くも遅く、来年が怪しくなりそうな予感。
今回フェラーリがフロントロー独占したので、フェラーリ復調か?と感じる方もいるかと思いますが、実際はハンガロリンクはフェラーリの車の特性にもともと合っていて、それでいてメルセデスはタイヤの面で不安があるサーキットだったので、シーズン後半戦を占う結果にはならないでしょう。
フェラーリはモンツァでメルセデスに勝てれば本当に復調したと言えます。
しかし、高速サーキットではメルセデスが一歩も二歩もリードしているのが現状です。