オーストリアGPのスピードトラップ速度比較です。
計測地点はセクター2のストレートエンドにあります。
DRSが使えます。
スリップストリームを使っていると思われるものは除外しています。
チーム | ドライバー | パワーユニット | スピードトラップ速度 |
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ウィリアムズ | マッサ | メルセデス | 332.5 km/h |
フォース・インディア | ペレス | メルセデス | 331.5 km/h |
フェラーリ | ベッテル | フェラーリ | 331.5 km/h |
レッドブル | リカルド | ルノー | 329.7 km/h |
メルセデス | ハミルトン | メルセデス | 328.7 km/h |
ザウバー | エリクソン | フェラーリ | 328.3 km/h |
ルノー | ヒュルケンベルグ | ルノー | 328.2 km/h |
トロロッソ | クビアト | ルノー | 328.0 km/h |
ハース | マグヌッセン | フェラーリ | 324.8 km/h |
マクラーレン | アロンソ | ホンダ | 319.6 km/h |
セクター1のタイムでは明らかにメルセデスエンジン>フェラーリエンジンだったので、パワーの面でメルセデスは有利でした。
そういう点では、ハースは今回かなり車の仕上がりが良く、コーナーが多いセクター3が速かったです。
ルノー勢もなんだかんだで速度は出ていましたので、トロロッソがかなり良いタイムを出せていました。
ウィリアムズはダウンフォースが少ない分ストレートは速いですが、セクター2・3が遅く、これでQ1落ちしてしまいました。
マクラーレンは今回バンドーンにスペック3のエンジンが搭載されてはいるものの、10馬力程度の改善しかなく、他のチームとくらべて圧倒的に遅いのが露呈しています。
ルノー比較ですら10キロも遅いのがホンダです。予選になった時に他のチームはパワーを上げるモードを使いますから、フリー走行でマクラーレンが速くてもなんの意味もありません。
レッドブルはストレート2本だけで0.4秒近く置いて行かれますから、まだ三つ巴にはなりそうにないですね・・・。ルノーのPUがもうちょっと良くなれば、という感じですが、ルノーはもう今後大きなアップデートはないとしています。