2人だけが1分11秒台。
ハミルトンがベッテルを下してポールポジションを獲得しました。
1分11秒459というのはコースレコードです。13年間破られなかった記録を更新です。
ハミルトン
ボッタス
という並びに。
ストレート区間のセクター3ではなく、セクター1とセクター2で圧倒的に速かったです。
ハミルトンはここを得意としていますが、今年も速かった。
ベッテルを0.3秒も上回ったわけですから。
ベッテルはQ3で3回アタックしましたが、3回目で痛恨のミス。
しかしあのミスがなかったとしてもハミルトンには届かなかったですかね。セクター3では最速でしたが。
セナに並ぶ65回目
これで65回目のポール。ハミルトンはアイルトン・セナの記録に並びました。
残りはミハエル・シューマッハだけ。
おそらくシューマッハも追い抜くでしょう。
メルセデス1強の14年~16年でたっぷりPP数は稼ぎましたが、それでも2008年~2013年にもかなりポールポジション取ってますからねハミルトンは。
ハミルトンはアイルトン・セナの本物のヘルメットを貰ったようです。
セナのファミリーからのはからいだそうです。
Lewis Hamilton is given one of Ayrton Senna's race-worn helmets
— Formula 1 (@F1) 2017年6月10日
Gift from the Senna family after he equalled his mark of 65 poles #F1 pic.twitter.com/HuT43VGJ6R
ちなみにこれはロータス時代のヘルメットですね。
ハミルトンのデビュー時のヘルメットはセナのヘルメットを模したものでした。
ストレートが遅すぎるマクラーレン・ホンダ
アロンソは12番手でしたが、もしエンジンがメルセデスやフェラーリ並なら、レッドブルを脅かすような速さがありました。
直線だらけのセクター3だけで0.6秒も置いていかれるのがホンダエンジンです。
フェラーリが325km/hくらいですが、マクラーレンは315km/h以下。
つまりマクラーレンの車そのものの速さはかなりのものだった。エンジンがひどすぎる。完全にホンダに足を引っ張られてますね。
それでもアロンソはこれが精一杯だと諦めて笑顔でしたが。