インディカーの第4戦がフェニックスインターナショナルレースウェイで行われ、ペンスキーのシモン・パジェノーが優勝しました。
2位はウィルパワー、3位はJRヒルデブラント
JRはエド・カーペンターレーシングでペンスキーに食い込むことができました。
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— IndyCar Series (@IndyCar) 2017年4月30日
予選からシボレーのエアロ/エンジンを使うペンスキーがホンダ勢を圧倒。
決勝ではホンダ勢が全員周回遅れになるという事態に。
4位だったカストロネベスの最速ラップは185マイルでしたが、5位のホンダ勢最上位ディクソンは181マイルということで、かなりの速度差がシボレーとホンダの間にあったようです。
今回はオーバルコースですが、エアロキットはハイダウンフォース仕様です。
ホンダはハイダウンフォースの仕様のエアロでは苦戦するとわかっていたようで、その通りになったというが今回の結果です。
タービュランスに巻き込まれると全くグリップしなくなるという感じで、オーバルだとそれはあまりにも致命的ですかね。
ペンスキー以外のシボレー勢も好調だったのでやはりエアロキットの性能差でしょう。
佐藤琢磨選手はレース中盤、ピットストップ後にウォールにヒットして単独クラッシュ。
タイヤが冷えた状態でアンダーステアが出て、ラインを外して、砂に乗ってコントロールを失ったという感じでしょうか?琢磨も何があったのかわからないと答えていました。
そんな琢磨のチーム、アンドレッティはなんと全滅。4台出走して1台も生き残らないという不運。
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— IndyCar Series (@IndyCar) 2017年4月30日
今回はペンスキー勢の速さにガナッシを含めてホンダ勢は全く歯が立たず。
1ヶ月後のインディ500ではローダウンフォースのエアロキットを使うわけですが、果たしてホンダはシボレーに太刀打ちできるのか?