F1開幕戦のオーストラリアGPの決勝レースを見て確信しましたが、マクラーレンは10チームある中で最も遅いチームです。
レースペースでいうと、トロロッソよりも1秒半遅く、ルノーよりも1秒遅いほどです。予選ではザウバーより速いですがレースではザウバーよりも遅いくらいです。
アロンソは蓋をして後ろにいたオコンを抑えて10位を走ってましたが、レースペースは非常に遅かったです。1周1分30秒~31秒で、この時トップは1周1分28秒フラット程度。中段勢は1分29秒前半。
レース後のインタビューでアロンソは「もし普通の状況なら、我々は最後尾だ」と語りました。
そしてアロンソはレース中にかなりの燃費走行をしなければならなかったとも言っています。
オーストラリアは比較的燃費に厳しいですが、さすがにカナダやシンガポールほど燃費に厳しいサーキットではありません。
つまり、いまだにホンダのPUは燃費効率が悪いということがいえます。
メルセデスPU勢はおそらくほとんど燃費走行はしていないはずです。
ホンダは馬力がないだけでなく、燃費も悪い。2015年2016年と全く同じです。
↓オーストラリアGPの予選スピードトラップです。
いうまでもなく、ストレートで最も遅いのはマクラーレンホンダです。
そして車のコーナリング性能も大してよくありませんし、文字通り「どん底」まで落ちたマクラーレンチームです。
バンドーンはなんとか完走
唯一良かったのは、プレシーズンテストでトラブルが頻発して長い距離を走れなかったわりにはバンドーンが完走したということです。
小さなことですが、マクラーレンにとってはひとまず前進したと言えるでしょう。
マクラーレンは中国までに少しでも改善できるのか?