マクラーレンがここ数年のホンダパワーユニットへの失望が隠せないようです。
エリック・ブーリエがスペインメディアのインタビューで、「メルセデスPUなら勝てていた」と話しました。
マクラーレンは今後もパワーユニットに足を引っ張られるなら他のメーカーのPUに切り替えることも模索しているようです。
そもそもマクラーレンがホンダと手を組んだのは、メルセデスのカスタマーエンジンでは勝てないと考えたからですが、ホンダがメルセデスより強力なパワーユニットを作れないのであれば、そもそもホンダPUを使う意味があまりありません。
しかし、マクラーレンはホンダと組むことで資金面で助かっています。
アロンソの年俸40億円の半分を払っているのはホンダですし、さらにホンダは無償でパワーユニットを提供しているのです。
他のカスタマーチーム(レッドブルやウィリアムズ、ザウバー等)は、パワーユニットサプライヤーに高額な使用料を支払っています。
そのアロンソですが、おそらくもし今年駄目ならマクラーレンを離れるでしょう。
マクラーレン側もアロンソが来年もマクラーレンにいる確信はないと認めています。
アロンソも焦りを感じているのは間違いありません。