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2016 F1 第7戦 カナダGP 決勝 感想。変わった流れ

雨が降りそうで降らなかったカナダGP。

 

スタートでベッテルメルセデス2台をごぼう抜き。

ロズベルグはハミルトンと接触して順位を落とす。

 

バトンがエンジンブローでリタイア。これでバーチャルセーフティカー。

その間にフェラーリはタイヤ交換。スーパーソフトに。

 

ベッテルは2ストップ作戦、対するハミルトンは1ストップ。

 

結果、ハミルトンが優勝し、ベッテルは2位でゴールしました。

 

ハミルトンというか、メルセデスのレースペースは圧倒的でした。

ハミルトンは終始タイヤを守る走りをし、それでいてペース的にも新しいタイヤのベッテルからほんの少し遅れる程度でした。

 

 

終盤でベッテルもソフトタイヤに履き替えて、ハミルトンを追いますが、ハミルトンが速すぎました。タイム的には明らかにタイヤ温存走行でしたが、それでもベッテルがなかなか近づけず、最終的にシケインではみ出してタイムを失いました。

 

まあ・・・ロズベルグがフェルスタッペン抜けずに最後の最後にスピンするというのをやらかしましたが、それと比べるとハミルトンの走りは本当に安定してました。

 

ロズベルグは2戦連続で表彰台を逃すことに。

 

仮にベッテルがハミルトンと同じピットストップ戦略だったとしても、15秒台で走られたらベッテルは太刀打ちできずオーバーテイクされてしまっていたことでしょう。

やはりメルセデスパワーユニットはストップ&ゴーだとレースペースが良いのは、ウィリアムズのボッタスが3位でゴールしたことからも伺えます。

 

それでも、ベッテルはかなり善戦したと思います。彼なりの速さを見せました。

 

逆に、ルノーパワーユニットは速くなったといってもまだある程度燃費のことを考えなければならないというのは、今回のレッドブルのレースペースで感じました。

 

そして、ハミルトンとロズベルグのポイント差が縮まりました。

ロズベルグ116ポイント、ハミルトン107ポイント。わずか9点。

 

今シーズン序盤のハミルトンの不運を考えると、まさかもうこんなに差がなくなってしまうとは思ってもみませんでした。

モナコから完全に流れが変わった気がします。

次のアゼルバイジャンもパワーサーキットでメルセデスが強いでしょう。

ロズベルグVSハミルトンになる可能性が高く、もしそこでもハミルトンが勝つと、ロズベルグは序盤のリードをほぼ失うことになります。

 

それにしても、なんでベッテルライコネンのペースがこんなに違うんでしょうね・・・。車の問題なのか何なのか

 

 

唯一の「遅いパワーユニット」となったホンダ

今回、レース序盤にマクラーレンがどんどん引き離されていき、アロンソの後ろに渋滞ができ、アロンソドライビングスクールとなってました。

 

トロロッソ、ハース、フォース・インディアの方がマクラーレンより速かったわけですが、これは当然ホンダパワーユニットの燃費の悪さによるものです。

昨年はもっと酷かったですが、今年もそれが露呈しました。

ホンダは他のパワーユニットに比べて燃費が悪く、速いペースで周回できない。

トロロッソとくらべても0.5秒ほど周回ペースが遅かったですし、楽々とストレートでオーバーテイクされていました。

 

アロンソは1ストップ作戦を取り、タイヤを守りつつ燃費走行をして最後だけ燃費走行をせず17秒台でしたが、アロンソが途中で「車止めてもいいか」と無線で言ってましたが、ホンダパワーユニットの悪さはアロンソもかなり辟易しているようです。今回はピットストップのミスもありましたし、ソフトタイヤで長く走りすぎたのもあったようですね。どっちみちポイント圏外でしたし。

 

そしてここからアゼルバイジャン、オーストリア、イギリスとパワーが必要なサーキットが3連続です。マクラーレンはさらに苦戦を強いられるでしょう。

 

ルノーパワーユニットがアップグレードで速くなったことで、ホンダは唯一遅いパワーユニットとなりました。