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2016 F1 第5戦 スペインGP 予選 感想

スペイングランプリの予選が行われました。

 

結果は、ルイス・ハミルトンが復活のポールポジション

2位はロズベルグ、3位にはリカルド。

 

 

ダウンフォースや足回りが重要なサーキットですのでレッドブルも来るだろうと予想していましたが、まさかフェラーリがここまでメルセデスから離されてしまうとは。

 

今回の予選結果を見せられてしまうと、正直フェラーリが今年優勝できるグランプリって1回あるのかどうかという気がしてきました。

メルセデスのW07が本当に強い、速い。

 

そして驚きのレッドブル

フェルスタッペンもフェラーリより速いタイムと大健闘。

リカルドはなんとロズベルグから0.4秒遅れの3番手タイム。

 

これまではパワーサーキットばかりでしたが、今回はレッドブルコーナリングの速さがしっかりタイムに表れました。

メルセデスから大きく遅れてるのはストレート区間くらいでしょう。

 

一方で、どうしたフェラーリ

路面温度とソフトタイヤに苦戦したのでしょうか。

2台共にレッドブルの後塵を拝する結果に。

 

1周1分20秒ちょっとのサーキットで1.3秒もトップから離されてしまったベッテル

 

カナダGPではレッドブルのパワーユニットが大幅アップデートされる予定です。

アップデートが成功すればレッドブルフェラーリとなってしまう予感が・・・。

 

決勝でのレースペースに期待したいところですが、ちょっとメルセデスには敵いそうにないかもしれません。メルセデスはソフトタイヤでのロングランのペースが非常に良かった。

 

今回、もう一人の主役はマックス・フェルスタッペンでしょう。

レッドブルに来たばかりでしたが、Q2ではリカルドを上回るタイムを出しました。

Q3ではリカルドがさすがの走りをしましたが、フェルスタッペンはかなり魅せてくれるドライバーという印象で、今後のグランプリも楽しみになってきました。

 

ウィリアムズはフォース・インディアと0.2秒しか変わりませんから、こういったダウンフォースも必要になるサーキットだと少し不利なのかもしれません。

パワーサーキットだとかなり速いウィリアムズですが、中低速区間は苦手なのでしょう。

 

今回、各チームがアップデートを持ち込んできました。

個人的にアップデートが上手くいったと思えるのはフォース・インディアルノーだと思います。

フォース・インディアは前戦まではどうも調子が上がらなかったですが、今回はペレスが8番手タイムを出しましたし、パワーサーキットでメルセデスPUの優位でというわけではないカタロニア・サーキットでその結果が出たというのは大きいですね。

また、ルノーはこれまでザウバーの上くらいという感じでしたが、中段グループにしっかりと入ってこられるようになったのかもしれません。カナダGPでのPUアップデートに期待したいところです。

 

母国GPだったアロンソは悲願のQ3進出を果たしました。

しかし、セクタータイムを見るとストレートのあるセクター1で遅れを取り、低速区間のセクター3で挽回するという形。

つまり、パワーユニットが足を引っ張っているのが如実に出ているわけです。

そんな中でQ3進出は見事でした。

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