スペイングランプリのフリー走行を終えての簡単な感想を。
スペインではロシアほどメルセデスとフェラーリが離れているとは思えません。
メルセデスがいつものように「能ある鷹は爪を隠す」状態なのかもしれないですが、わりと近いところにフェラーリもいる予感がします。
しかし若干ですがメルセデスの方が速いですね。
レッドブルにやってきたフェルスタッペンですが、かなり良くやっている印象です。
シミュレーターで練習してきてるんでしょうけど、フリー走行で実際に走ってもリカルドからそこまで遅れてないですから、予選が楽しみです。
PROVISIONAL CLASSIFICATION - END OF #FP2
— Formula 1 (@F1) 2016年5月13日
Mercedes battle back 💪
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クビアト対比でかなり優位に立ってます。
クビアトがまだトロロッソのマシンを乗りこなせていないのかわかりませんが、母国GPのサインツがどこまで来るのか。
順当に行けば、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、ウィリアムズ、トロロッソがスペインGPでは上位争いをすることになりそうです。
レッドブルはセクター1だけで0.4秒遅れてしまっていますね。
パワーユニットの差がセクター1で顕著に出てます。
その0.4秒の遅れをセクター3で取り戻したとしても、フェラーリには敵わないですかね。
ウィリアムズはフリー走行で燃料かなり積んでるとは思いますが、ちょっと今回は怪しいですね。5位6位狙いか。
タイヤコンパウンドはソフト、ミディアム、ハードですが、デグラデーションが大きいと予想されているソフトも意外ともっているようです。
ハードはどのチームも持ち込み数がかなり少ないですが、そこそこ良いタイムで走れるかもしれません。ハードを使うチームが出てくる可能性はありますね。
予選はソフトを使うと思いますが、1周しか持たないですね。
FP2ではロズベルグがトップタイムでした。
ハミルトンはパワーユニットのコンポーネントで2基目、3基目を投入しているのに対し、ロズベルグはまだ1基目。
ロズベルグがかなり有利です。
ハミルトンはもうこれ以上ロズベルグに負けられません・・・。
そしてフェラーリの信頼性は解決したのか。これ以上の問題は勘弁してほしいところでしょう。
ルノーチームが意外と良くなってきているのが今回確認できました。ロングランも悪く無い。
カナダGPではルノーパワーユニットの大幅なアップデートがあるようですから、それが成功すればマクラーレンの前にルノーが出るという可能性もあります。
まあ、レッドブルのパワーユニットが早いところ改善されてトップ争いできるようになってほしいのですが。