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Better Gear

F1、WEC、インディ、などモータースポーツの話

2016 F1 第3戦 中国GP 決勝レース 感想

F1

序盤に色々あった中国GP決勝でしたが、ロズベルグが圧倒的な差で2位以下を引き離して優勝です。

というより、2位以下、特にフェラーリレッドブルが自滅していった感じです。

 

結果
  1. ロズベルグ
  2. ベッテル
  3. クビアト
  4. リカルド
  5. ライコネン
  6. マッサ
  7. ハミルトン
  8. フェルスタッペン
  9. サインツ
  10. ボッタス

 

 

 

 

最後尾スタートだったハミルトンはレース開始直後にぶつけられてフロントウィング喪失。車にもダメージを負いました。

そんな中、メルセデスの速さを活かしてポイント圏内まで来ましたが、手負いではウィリアムズをオーバーテイクできませんでした。

ハミルトンを抑えたマッサもよく頑張ったと思います。

マッサは過小評価されがちですけど、アグレッシブ

 

今日一番面白かったのはなんといっても決勝後の控室。

スタート後にクビアトにインに入られてベッテルが行き場をなくし、アウト側にいたライコネンをぶつかり、ライコネンはスピンしてしまいました。

 

ベッテルはクビアトにあれは危ないと注意してましたが、クビアトはレースはレースだと反論してました(笑)

クビアトなかなか肝がすわってます。

放送に2人の会話がきっちりのっていて最高でした。

ベッテル「お前魚雷みたいに突っ込んできただろ?」

 

クビアト「レースをしてたからね」

 

ベッテル「でも、もしあのラインのままだったら、3台共クラッシュしていた可能性があったぞ」

 

クビアト「え、クラッシュしなかったじゃん」

 

ベッテル「お前はな」

 

ベッテル「今回、お前は運が良かったんだぞ。俺はキミにぶつかってしまった。」

 

 グロージャンミサイルの次はクビアト魚雷か・・・。まあ、クビアトはそこまで危ないドライバーではないと思いますけどね。

 ベッテルはもっとインを締めていてもよかったし、ライコネンももうちょっとベッテルの動きを見ても良かったかもしれません。

 

 

今日のレースの表彰台は

メルセデス

フェラーリ

レッドブル

と見事に3チーム揃いました。

 

間違いなく今シーズンのトップ3はこの3チームです。

特にレッドブルには驚かされますが、ルノーパワーユニットがレースにおいてパフォーマンス的に昨年より改善されているのがうかがえます。

 

今日のレースはオーバーテイクがたくさんありましたし、加えてタイヤ戦略の幅の広さも見えてかなり面白かったです。

本当にコンパウンド3種類のルールは成功だと思います。

そして、予選ルールが元に戻ったことも喜ばしいです。

 

フェラーリ・・・。本当に今回は勿体無い。どのみち2位だったかもしれないですが、せめてライコネンベッテルで2位3位を占めてほしかったです。

 

それでも、メルセデスのレースペースは圧倒的でした。あれでも温存していたほうなのでしょう。得意なサーキットだけありますね。

 

これでロズベルグはドライバーズチャンピオンを圧倒的大差でリード。

ロズベルグ 75ポイント

ハミルトン 39ポイント

 

 

レースで明らかにパワー不足なホンダPU

今日のレースを見ると、レッドブルがウィリアムズをオーバーテイクできるように、ルノーパワーユニットはレースにおいてはそれなりのパワーを持っています。

もちろん最高出力ではメルセデスフェラーリにかないませんが、ここ2年と比べれば雲泥の差です。

一方で今日のレースでも顕著でしたが、マクラーレンはあっさりとオーバーテイクされます。コーナーで引き離してもストレートであっさりと差を縮められる。

トロロッソよりも純粋なペースは1周1秒近く遅いわけですが、上海のようなサーキットだとレース時のパワーは本当に重要になってきます。

今後もロシア、カナダ、バクー、オーストリア、イギリスとパワー重視のサーキットが並んでいますから、パワーのないマクラーレン・ホンダチームは厳しい戦いを強いられるでしょう。

これは単純にホンダのパワーユニットの「レース時における」回生エネルギーのデプロイメントやエンジンの馬力・燃費の差が出ているといえます。

昨年は高速サーキットで酷く息切れするのがホンダでしたが、今年も若干息切れ気味という感じです。

もちろん、1レース走れる信頼性を確保したという意味では昨年より遥かに良くなっていますが、まだまだ改善すべき点は多そうです。

 

ルノーはトークンをたくさん残していますので、カナダでのアップデートが成功すれば、さらに改善されることでしょう。

そうなると、もはやホンダパワーユニットは昨年同様に単なるハンディキャップでしかなくなり、マクラーレンはますますポイントから遠ざかることになります。

シーズン中のアップデートでホンダがレースにおけるパフォーマンスをどこまで改善できるのか、マクラーレンの命運はそこにかかってそうです。

 

もしルノーパワーユニットがさらに良くなれば、レッドブルはレースでフェラーリと勝負できる可能性ができます。そこは楽しみです。