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2016年 F1 第3戦 中国GP 予選 感想。やっぱり速かったメルセデス

ハミルトンにまさかのトラブル。ERSか?

これでハミルトンは最後尾からのレーススタートに。

 

今回から2015年までのルールに戻された予選ですが、フリー走行から終始フェラーリが有利にすすめているようにも見えました。

しかし、Q2でロズベルグがソフトタイヤを履き、スーパーソフトのフェラーリと遜色ないタイムを叩き出しました。

フリー走行からそうでしたが、フェラーリメルセデスに対して速いのはスーパーソフトタイヤの時だけというのが反映されたのかもしれません。

 

ロズベルグはソフトタイヤでQ2を切り抜け、決勝はソフトタイヤスタートというかなり有利な状況になりました。

 

そしてQ3・・・

ベッテルはタイヤ温存で1アタックのみ。

Q3序盤はライコネンロズベルグを上回りました。

しかし2回目のアタックでライコネンが小さなミス。さらにベッテルはロングストレートの立ち上がりとブレーキングでミス。

一方ロズベルグは完璧な走りでフェラーリを0.6秒近く上回りました。

 

 

驚きはレッドブルのリカルドです。

なんとフェラーリの前。

この長いストレートがある上海インターナショナルサーキットで予選2番手。

 

 

フェラーリがミスをしていなければフェラーリの2台方が速かったことでしょう。

 

チームメイトのクビアトより0.5秒も速いリカルドを褒めるべきでしょうか。

 

いずれにせよ、明日はハミルトンの後方からの追い上げが楽しみです。

そしてフェラーリロズベルグを攻略できるのか。

 

いずれにせよ、予選が元のルールに戻って良かったです。

 

恒例の予選スピードトラップ

F1 中国GP 予選 ストレートスピード最高速

DRS有り 括弧内は搭載パワーユニット

 

フォース・インディア (M) 334.5 km/h

ウィリアムズ(M) 334.1 km/h

マノー(M) 333.9 km/h

メルセデス (M) 333.6 km/h

フェラーリ (F) 332.7 km/h

ハース (F) 332.3 km/h

トロロッソ (F) 331.7 km/h

ザウバー (F) 331.1 km/h

マクラーレン (H) 329.5 km/h

レッドブル (R) 329.5 km/h

ルノー (R) 328.3 km/h

 

これまでの2戦と異なり、ストレートがかなり長いことからパワーの差が一目瞭然です。

メルセデス勢が上位を独占。

パワーが重要なサーキットだけに、これだけでもコンマ何秒か優位に立てます。

フェラーリPUもメルセデスPUほどではないですが、1~2キロ程度の差に留まっており奮闘しています。

もちろん、DRSを使わなかったらどうなるのかわかりませんが、それでもフェラーリPUはしっかりと馬力があります。

 

一方でホンダとルノーは完全に置いて行かれている印象。

上のデータはアロンソですが、バトンなんかは325.2 km/hしか出ておらず、事実上最下位のストレートスピードです。

これを考えると長谷川さんも最高速が必要だと言っているようにホンダのパワーユニットは非力です。これではこういったサーキットでポイントを取るなど無理な話です。

一方、レッドブルはストレートの最高速ではマクラーレンとさほど変わらないものの、セクター2のコーナリングメルセデス以上なんじゃないかというくらい速く、車の持ち味が存分に発揮されています。ルノーPUのハンデがあっても2番手タイム。

もしレッドブルメルセデスまたはフェラーリパワーユニットが載っていたら・・・。

 

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