第2戦バーレーンGPのレースペースを分析してみます。
スーパーソフトはすぐに
メルセデス(ロズベルグ)
第3スティント スーパーソフト 1分35秒台中盤~37秒フラット
第4スティント ソフト 1分35秒台中盤~36秒台前半
SS - S - SS - S
1位
ハミルトン
第2スティント ミディアム 1分37秒台中盤~37秒台後半
SS - M - SS - S
3位
フェラーリ(ライコネン)
第3スティント スーパーソフト 1分35秒台中盤~36秒台中盤
第4スティント ソフト 1分35秒台中盤~36秒台中盤
SS - S - SS -S
2位
レッドブル(リカルド)
第3スティント ソフト 1分37秒台中盤~38秒台前半
第4スティント ミディアム 1分36秒台中盤
SS - S - S - M
4位
トロロッソ(フェルスタッペン)
第3スティント ミディアム 1分38秒台前半~38秒台中盤
第4スティント スーパーソフト 1分35秒台後半~36秒台前半
SS - S- M - SS
6位
ハース(グロージャン)
第3スティント スーパーソフト 1分37秒台中盤~38秒台前半
第4スティント ソフト 1分36秒台後半~37秒台中盤
SS - SS - SS - S
5位
ウィリアムズ(ボッタス)
第2スティント ミディアム 1分39秒台後半~1分40秒台中盤
第3スティント ソフト 1分37秒台中盤~38秒台中盤
SS - M - S
9位
フォース・インディア(ヒュルケンベルグ)
第3スティント ミディアム 1分38秒台中盤~40秒台前半
第4スティント スーパーソフト 1分37秒台前半~38秒台中盤
第5スティント スーパーソフト 1分35秒台
SS - S - M - SS - SS
15位
マクラーレン(ヴァンドーン)
第3スティント ソフト 1分38秒台中盤~39秒台中盤
第4スティント スーパーソフト 1分36秒台後半~37秒台後半
SS - S - S - SS
10位
ルノー(マグヌッセン)
第3スティント スーパーソフト 1分37秒台中盤~1分39秒台前半
第4スティント スーパーソフト 1分37秒台中盤~38秒台前半
S - SS - SS - SS
11位
ザウバー(エリクソン)
第2スティント ソフト 1分39秒台中盤~40秒台中盤
第3スティント ミディアム 1分38秒台中盤~39秒台前半
S - S - M
12位
マノー(ウェーレイン)
第3スティント スーパーソフト 1分37秒台前半~38秒台中盤
第4スティント スーパーソフト 1分36秒台前半~37秒台中盤
S - S - SS - SS
13位
主に後半のスティントについてレースペースをリストアップしてみました。
ここではわずかにメルセデスがフェラーリよりレースペースも上か。
ハミルトンが第2スティントでミディアム履いてましたけど、ソフトのライコネンより速かったですね・・・。車にダメージあったのに。
驚くべきなのはマノーチームです。ウェーレインが終盤にザウバーを追い回してましたけど、ああいうシーンが見られるようなレースペースを持ってるわけですよね。昨年までのマルシャではありえなかった話で。
こう見ると、スーパーソフトを3回履いて、ソフト1回という作戦を取ったハース、ルノーが結構良い結果出せてる感じですね。
ハースは第3スティントでスーパーソフトを履きましたけど全然タイムが落ちませんでした。グロージャンが上手いのかあの車がタイヤに優しいのか。
逆にトロロッソなんかはなんでミディアム履いちゃったのって感じですね。
トロロッソはペース的にはハースより上なのにタイヤ戦略でハースに負けた感じですかね。
ウィリアムズのマッサも同様にタイヤ選択のミス。持ち込んだソフトの数が少なすぎました。
スーパーソフト→ミディアム→ミディアムは無謀でした。
ボッタスのソフトのペース見ると、ソフトタイヤが2セットあったらならば・・・と悔やまれることでしょう。
マクラーレンはレースペース遅いですね。ザウバーやルノーよりは良さそうですが、スーパーソフト履いてもソフトを履いたハースと同じくらいですからね。第2スティントでトロロッソからは1周0.5秒以上置いて行かれてます。バトンがリタイアしてなかったらもうちょっと正確なレースペースが見えたかもしれないですが。
レッドブルはレースペースが良いと言われていただけに流石に速くて、リカルドは最終スティントでミディアム履いてましたけど、安定して36秒台中盤のタイムを出していて、ソフトを履いていたハースのグロージャンより速かったです。それでもフェラーリについていくのは難しいですね・・・。
今シーズンは本当にタイヤ戦略が明暗分けてる感じです。
しかしトップ2チームはそれほど戦略に差が出るとは考えにくいですかね。