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2016 F1 第2戦 バーレーンGP 予選。ハミルトンがコースレコード更新

前回不評だった新しい予選ルールがなぜか継続され、今回もエリミネーション方式となりました。

 

結果はメルセデスが1-2。フロントロー独占。

ハミルトンがロズベルグを0.077秒上回ってポールポジション獲得

 

フェラーリは0.5秒ほど引き離されました。

 

 

ハミルトンはQ3の1回目の走行では4位に沈みましたが、2回目で会心のラップ。

V10時代のコースレコードを更新する1分29秒493は驚異的でした。

これはもうメルセデスのマシンが凄まじいポテンシャルを秘めていて、それをハミルトンが引き出したという感じですね。これは今年フェラーリが1度でもポールポジション取れるか微妙になってきました。

 

個人的に「神」という形容詞はあまり好きではないのですが、これは「神ラップ」と言って差し支えないと思います。ハミルトンは「セクシーラップ」と言って喜んでました。

↓F1の公式サイトでハミルトンのポールラップが見られます。

www.formula1.com

 

 

この動画でも放送でもナイトレースだとブレーキバランスの値がわかりすいですが、60とかなり前寄りで、細かく調整しながら、トリッキーなターン10で一気にリア寄りの54まで落とし、ターン11ですぐに60に戻してました。メルセデスのこの細かなブレーキバランス調整は本当に面白いです。

 

フェラーリは頑張ったものの蓋を開けて見れば昨年とあまり変わらない差に。しかし進歩は感じられますから、こういったサーキットでメルセデスにどこまでやれるのか注目です。(引き離される可能性が結構高そうですが・・・)

 

これだけストレートが多いサーキットで、ルノーPUのレッドブルで5位に入るリカルド・・・。この人も凄い。ストレートでメルセデスPU勢に引き離されても、ブレーキングのスタビリティとコーナリングスピードでその差を埋めることが可能な車ですね。

 

個人的には、マノーのパスカル・ウェーレインが16位で予選を終えたのが驚きました。

昨年のマシンとは比較にならない速さに加え、チームメイトを圧倒する走り。

あのマノーがザウバーやフォースインディア、ルノーを負かしたわけですから。

ウェーレイン末恐ろしい。

 

そして、今回のバーレーンでは、ハースの車のポテンシャルが完全にわかった感じです。オーストラリアGPで6位を成し遂げましたが、この車結構な戦闘力があります。

ティルケサーキットではハースの方がマクラーレンより速い。

それだけフェラーリパワーユニットが良いということなんでしょう。

後でストレートスピード見てみます。

2016 F1バーレーンGP 予選ストレートスピードトラップ比較 - Better Gear

 

そしてアロンソの代理で出場しているヴァンドーンがなんとバトンより上の順位だったというサプライズ。新人で、しかも木曜まで日本でスーパーフォーミュラのマシンに乗っていて、金曜日に急遽バーレーンにかけつけたとは思えない。

 

いくらシミュレーターがあるとはいえこれはバトンにとって脅威と言えるでしょう。

新人が初めての予選でベテラン、しかも元ワールドチャンピオンを上回ってくるわけですから。

アロンソ監督が終始ピットで見守ってました。

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