2015年のロシアグランプリは、金曜日からちょっと変な感じでした。
フリー走行1回目はセッション直前にディーゼル車の燃料か何かがコース上に撒き散らされて30分の間赤旗。
30分の間、コース上を掃除するマーシャルを眺めてました。(松田次生さんと米屋さんの解説は面白かったのでよし)
また、コース上を掃除したため部分的にウェットコンディションで、ベッテルが「What a mess!」と言っていたのが印象的でした。
フリー走行2回目は雨。かなり濡れていてウェットタイヤ必須でした。
しかし土日が晴れなのでウェットタイヤで出る意味がそんなにない・・・。
最初の1時間くらいはトロ・ロッソ2台とアロンソが周回をしていました。
マッサがスピンし、別の場所でハミルトンもスピンというコントみたいな状況にもなりました。
土曜日のフリー走行3回目では金曜に出来なかったことをやりたいため、皆一斉にコースイン。
順調にラップを重ねていましたが、残り20分くらいのところでカルロス・サインツJrが14コーナーのウォールに激突。壁に突き刺さり赤旗。
サインツを救出する映像が流れないため、これはかなり重大な事故になってしまったのではないかという不穏な空気がサーキットに漂いました。車の電源も落ちたため無線が通じずトロ・ロッソチームも不安な表情をしてました。
結局赤旗のまま再開されることはありませんでした。
サインツは担架で運ばれましたが、意識もあり無事な様子でした。体にダメージはあるかもしれませんね。 ひとまずホッとしました。
Carlos Sainz Jr airlifted to hospital after #FP3 crash - conscious and talking to doctors http://t.co/uY49fcSzox pic.twitter.com/irkiQsyR2e
— AUTOSPORT (@autosport) October 10, 2015