シンガポールでのメルセデスの不調を経ての鈴鹿、日本グランプリ
金曜日は雨でほとんど参考にならなかったんですが、雨でのレッドブルやトロロッソの速さは見ることができました。
フェルスタッペンとサインツの2人の雨の中でのアグレッシブな走りが見れました。フェルスタッペンは今後もF1にいてほしいドライバーだなあ。
土曜日のフリー走行では21PSI超えという高いタイヤ内圧でもメルセデスが鈴鹿でハード&ミディアムでは問題なく速いというのを見せてくれました。
また、ウィリアムズがフェラーリに肉薄できているという点で、鈴鹿サーキットにおけるパワーの重要性がはっきりわかりました。
メルセデス勢とルノー勢では130R抜けたあたりの速度が10km/h違いましたから、レッドブルがいくらセクター1速くてもセクター2とセクター3で置いて行かれてしまいましたかね。
予選ではホームストレートエンドで336km/h出てました。本当に速いメルセデスの新しいパワーユニット。
ロングランではタイヤのデグラデーションが大きそうだったんで、決勝は2ストップでスティントの後半はちょっと辛くなりそうですね。
予選ではクビアトが大クラッシュしてしまいました。赤旗、セッション終了。
Q1、Q2でもなんかリカルドに比べてクビアトの調子が悪そうだなと思ってたんですが、ヘアピン手前でリアを芝生にのせてしまってスピン。
幸いクビアトには大きな怪我はなさそうです。
Very strong impact. most importantly all is well with Dany!! pic.twitter.com/IvAAw98RyW
— Vitaly Petrov (@vitalypetrovrus) September 26, 2015
PPはロズベルグ。
It looks as though it will be Rosberg v Hamilton for #JapaneseGP pole. Four mins of Q3 left: http://t.co/TA9rSELWvt pic.twitter.com/K6xLMPjNgr
— BBCF1 (@bbcf1) September 26, 2015
ロズベルグはヘアピンでミスしましたが、ハミルトンはデグナーとヘアピンの両方でミスしたんで結果的にロズベルグが前に。
そう考えると2人がもっとまともに走っていたらメルセデスと3位以下の予選のタイム差はもうちょっとあったんじゃないかと思います。
ハミルトンやロズベルグがあの車でミスしてしまうんですから、 本当に鈴鹿サーキットの難しさというのが際立ちます。決勝も一筋縄ではいかないでしょう
それと、グロージャンは本当によくがんばった。ロータスは金曜FP1走れなかったんです。チームも危機的状況。そんな中でのQ3進出。来年HAASで頑張って欲しいです。
明日の決勝ではスタートがかなり重要で、ロズベルグはなんとしてもハミルトンを抑えたいところです。
フェラーリはウィリアムズに付き合わされたくないですが、もともとオーバーテイクしづらい鈴鹿でストレートの速いウィリアムズを抜くのは難しいかもしれませんね。
ただし、タイヤのデグラデーションを考えるとフェラーリの方がウィリアムズより有利だと思います。