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2015 F1 シンガポールGP 決勝。ベッテルがポール・トゥ・ウィン!ハミルトンはリタイア

跳ね馬を駆るセバスチャン・ベッテルフェラーリに今シーズン3勝目をもたらしました。

 

侵入者があったりしてセーフティカーが入りましたが、リカルドの追撃を物ともせずに完璧なレースをしてみせたベッテル。セナを超える42勝目。

今回は1位のベッテルと2位のリカルドの2人が凄かった。

リカルドはライコネンに追われながらもオーバーテイクされることなく最後には引き離していた。レースのファステストラップも取れました。

ベッテルとリカルドの差はパワーユニットの差かなという気がしましたね。

もしセーフティカーが入っていなければレッドブルが戦略的にフェラーリにしかけるということもしていたでしょう。

 

メルセデスがタイヤの熱入れで今回はかなり苦戦して、グリップが得られずタイムがでないということもありましたし、ハミルトンは途中でパワーを失ってリタイアを選択。

前回のイタリアでのロズベルグのリタイアに続いて今回も、ということですが、それでも前半に築いたハミルトンのリードには大して傷はつかず。

そういえば昨年もここでメルセデスロズベルグがリタイアしていましたが、相性が良いのか悪いのか微妙な感じですね。

 

クビアトは4位は確実だと思われましたが、ピットストップで順位を失い、さらにパワーユニットの差でメルセデス勢を抜けずにタイムロス。悔しい6位。

 

ロズベルグは4位でハミルトンとのポイント差を少し詰めました。苦しい週末だっただけに、ラッキーでしたね。

 

タイヤを作動温度領域内に入れられていたフェラーリレッドブルが今回は圧倒的でした。

 

今日はピットストップでミスをしていたチームが結構多かった気がします。

久しぶりにタイヤの性能劣化がかなり目立つレースでしたので、ハンガリーに次いで面白いグランプリでした。

 

ボッタス、ペレスあたりは今回かなり頑張ってましたね。

ボッタスの5位はウィリアムズにとってはベストリザルトと言っていいかもしれません。

ペレスはよくトロ・ロッソ2台を抑えた。今回ヒュルケンベルグがマッサとぶつかってしまいましたが、そんな中でペレスはよく7位でゴールしました。

 

そして2台ともリタイアのマクラーレン・ホンダ。両者ともギアボックストラブル。トランスミッションのオーバーヒートだそうです。

ギアボックスはエンジンやモーターに近いですから、熱害を受けたんじゃないでしょうかね。

 

とはいえ、トラブルがなく走っていたとしてもポイント取れるか微妙だったかもしれません。

アロンソトロ・ロッソに追っかけられてましたし、前の車についていけていなかったのでマクラーレンのペースはあまり良くなかった印象。

そんな中でギアボックストラブル。

ここはシフトチェンジが多いのでギアボックスには厳しいわけですが、2台ともリタイアするとは情けない。

 

この低速サーキットでトロ・ロッソフォース・インディアについていけないマクラーレン・ホンダですから、まあパワーユニット含めて酷く遅いマシンだといえます。ある意味このサーキットでそれがはっきりと証明された。

この後のサーキットは雨が降ったり、前の車が軒並みリタイアしないとポイントは取れないかもしれませんね。マクラーレンは最終戦までとりあえず後ろのほうを走るだけになるかも。

 

 

来週は鈴鹿です。

ハミルトンが依然として優位で、おそらく今週のようなことはメルセデスにまた起きるとは思えないですが、ちょっとだけ不安という感じですかね。

フェラーリがこの後どこまで肉薄できるのか。

 

ナイトレースはもう珍しくなくなりましたけど、やっぱりシンガポールというロケーションは良いですね。非常に綺麗。

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