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2015年F1後半戦。混戦模様の中段。問題外のマクラーレン・ホンダ

F1の2015年シーズンも 後半戦に突入

 

ベルギーグランプリの金曜と土曜のフリー走行と土曜の予選を見ましたが、各チームそれぞれ進歩が見られました。

特にPUを換えたザウバーが下位から中段に前進フォース・インディアもこのところ安定して速さをみせているということで、ポイント争いが俄然激しくなりました。

  

ただし、リアウィングを新しいものに変えてきたメルセデスチームの速さは相変わらずで、ロングランペースも良さそうなので予選だけでなく決勝でも間違いなく速いですね。金曜フリー走行でタイヤバーストがあったのは心配ですが。

 

そして昨年ベルギーで優勝したレッドブルですが、薄っぺらいリアウィングのローダウンフォース仕様でなかなかの最高速を見せています。ケメルストレートでそれなりに速度が出てますが、それでもダウンフォース削ってるのは結構辛い。

 

大量のペナルティを受けてパワーユニットの各コンポーネントを交換してきたマクラーレン・ホンダですが、ケメルストレートエンドでレッドブルが330km/h以上出ているのに対し、マクラーレンは320km/h程度。さらに土曜はアロンソにトラブル。

ブランシモンからバスストップシケインまでの加速を見てると明らかに遅いのがわかります。

 

ホンダはトークンを使った今回のアップデートでフェラーリPUに出力で迫るのが目標と言ってましたが、ふたを開けてみればザウバーにすら全く歯がたたない状況。

燃費とか含めてわずかに改善はされてるんだろうけどこういう高速サーキットだと話にならないくらい遅い。スパやモンツァでは馬力のなさがはっきりわかるでしょうね。

 

また、マクラーレンはパワーだけでなく、マシンのパフォーマンスも悪く、トロロッソザウバーよりも1秒以上遅いという悲惨な結果に。

エリック・ブーリエも渋い顔をしてました。

 次のイタリアもパワーが重要なサーキットなので酷いことになりそうですね。ということでシンガポールでの順位がかなり重要に。

ハンガリーGPの時に書いた記事で、マクラーレンはスパやモンツァではマルシャ以外には勝てないんじゃないかと予想したんですが、スパの予選ではそれが的中しました。

 

シーズン序盤は下位に沈んでいたフォース・インディアが、シーズン中盤のBスペック導入で中段に落ち着きました。ストレートが速い速い。

フェラーリレッドブル、ウィリアムズ、フォース・インディアトロロッソザウバーロータス。このあたりの混戦模様が面白そうです。

 

しかしマルドナードは本当によくクラッシュするなあ。優勝したことがあるドライバーとは思えない。今日もクラッシュかよと思わずツッコみたくなる。

 

それと、ライコネン予選でトラブル・・・。ハンガリー決勝でもトラブル出ましたけど、なぜか不運ですね。せっかく契約1年延長したというのに

ベッテルも予選9番手。 パワーユニットの差をメルセデスPU勢に見せつけられましたかね。

 

逆にウィリアムズはフリー走行では重めだったんでしょう、予選ではしっかり前に来てました。

グロージャンの4番手、ペレスの5番手は見事ですね。ますます決勝が楽しみに。(優勝はメルセデスのどちらかだろうけど)

また、ベルギーからスタートのやり方が変わるので、これでミスする人が出てきたりするのかも一応注目しておきたいです。

 

全てにおいて他を寄せ付けないメルセデスハンガリーのように何かやらかさない限り残りのレース全部優勝しそうですが、フェラーリにはどこかで一矢報いてほしい。

表彰台争い、ポイント争いは激しくなるでしょう。

 

ハミルトン対ロズベルグというチーム内バトルはハミルトンが依然として優位か。

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