バーレーンGPから3週間、いよいよヨーロッパラウンドの開幕です
各チームアップデートを持ち込んできたわけですが、勢力図にはほとんど変化なし。
メルセデスが相変わらず速く、フェラーリは差を埋められなかった印象です。それでも昨年のことを考えたらだいぶマシなのか・・・。
着実に力をつけたのはトロロッソ。
新人ドライバー2人にも関わらず本家のレッドブルよりも速い。
レッドブルは相変わらず色々なトラブルに悩まされてますが、速さはそこそこある。予選Q3には若干危なげありつつも突破。
そして色々と改良をしてきたマクラーレンですが、初めてQ2に2台とも進出。
ザウバーとフォースインディアの前に出ることができました。
信頼性は順調に上がっているようです。
しかし、パワーユニットの出力はもちろん、ドライバビリティは悪そうです。
ストレートではメルセデス勢より15km/h以上遅い。
トークンを使ったPUのアップデートは夏以降になりそうだということで、これは年内は絶望的な感じですかね。Q3進出が当面の目標ですが、カナダとかオーストリアとか完全にストップ&ゴーのパワーサーキットですから厳しそう。モナコとハンガリーあたりでどうか
開幕前はマクラーレン・ホンダは最初は苦戦すると言われていましたが、おそらく「2015年は苦戦する」に変わりそうです
そんな予選ですが、ロズベルグが初めて今年ポールポジションをとりました。
ハミルトンのセットアップがロズベルグほどうまくいっていなかったようです
ヨーロッパラウンドからロズベルグがハミルトンと勝負できるようになれば面白くなりそうです。