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電王戦 あっけない幕切れ

将棋電王戦ファイナル 第5局

阿久津主税八段 VS AWAKEは、コンピュータのAWAKEが投了して終わりました。開始から1時間ちょっとという非常に早い段階での投了でした。

 

今回、AWAKEが以前アマチュアの棋士に敗れた時に使われたプログラムの穴をついた方法で、圧倒的に得をするという「攻略法」を阿久津八段が使ったことでその通りになってしまったという感じです。

↓AWAKEがアマチュア棋士に負けた時の記事

 コンピュータ将棋協会blog » 100万円チャレンジ、コンピュータ将棋の連勝止まる

 

今回の電王戦では、コンピュータ側は提出したソフトを改良したり修正したりできないというルールがありました。

また、事前にプロ棋士はソフトで練習をすることも許されています。

したがって、バグや弱点を見つければそれを使うこともできる。

第2戦は「成らず」が認識できないからコンピュータが負けてしまったわけですが、第5戦はそれとは少し異なりました。

直前にアマチュア棋士が勝った、そしてその攻略法は非常に有効だった。

もしコンピュータソフト側が途中でソフトを改良・改善できるならアマチュア棋士に負けた時の棋譜を見て対策をしてそうですが、今回のルールでは「一定期間」しか改良を許されていなかったので、完全に現バージョンのAWAKEの弱点が露呈してしまっていたわけですね。

電王戦のルールと、そして人間対コンピュータという構図だからこそ起こった事態なんだと思います。

 

電王戦ファイナルは3対2で棋士の勝ち。

しかし終わってみると、コンピュータが強かったという印象もある。

何を以って公平なルールなのか、何を以ってコンピュータが人間に優ると判断できるのか、非常に難しいような気がします。

 

mainichi.jp