シーズン前にフェラーリと接戦になるんじゃないかとか言われてましたが
シーズン後半になってみたらフェラーリもレッドブルも全くついていけないくらいペースが速かったですね・・・
メルセデスF1の強さに脱帽です。3年間、圧倒的でした。
サスペンションなどメカニカルグリップでは他を圧倒。
ダウンフォースでもレッドブルと同じようなレベルで、アンダーステアが出にくくスパっとターンインできるから低速区間でも速い速い。
当然ながらパワーユニットは現状最強のメルセデスPU。これにより多少ダウンフォースをつけても最高速や加速に全く問題なし。信頼性も抜群。
タイヤにも優しいですから戦略的にもアドバンテージがありました。
レッドブルやフェラーリも善戦して予選で0.5秒差くらいまでは来たりもしましたが、それ以上は近づかせない最強の車だったように思えます。
唯一モナコでは空力に優れたレッドブルのマシンがポール取りましたが。
とりあえず、ハミルトンとロズベルグがポイントでほぼ横並びになったのは面白いですね。
ハミルトンのパワーユニットにだけトラブルが出てコンポーネントを使いすぎたのはV6エンジン+ERS時代3年目のメルセデスでも綻びが出たわけで、技術的な難しさ
2016年シーズン。後半もメルセデスが圧倒するのは間違いありません。
それほどまでに「W07 Hybrid」は強いマシンでした。
ほとんどないと言える隙にレッドブルやフェラーリがつけ入ることができるのか・・・