日本GP決勝。
あっさりとハミルトンが優勝しました。
- ハミルトン
- ボッタス
- フェルスタッペン
フェラーリ2台は両方共にバージボード付近が壊れて、5位6位。最悪の結果に。
ライコネンはぶつけられてましたが、ベッテルは無理してフェルスタッペンに仕掛けた感じだったのでもったいなかった。
もうこれが今日のレース決めましたね。
A crucial moment in the grand prix, and the title race...
— Formula 1 (@F1) October 7, 2018
Lap 8: Seb 💥 Max#JapaneseGP 🇯🇵 #F1 pic.twitter.com/pTrYZ4z2uK
ペース的には全く壊れてなければたぶんレッドブルの前にフェラーリは行けたはず。
ボッタスも食えた可能性がある。
しかし、予選から続くフェラーリの凡ミスがちょっと目を覆いたくなるような酷さだったかもしれません。
最後ベッテル怒りのファステストラップでした。
レッドブルは、フェルスタッペンがソフトタイヤで、ミディアムを履いたボッタスより速かったのが面白かったですが、まあ抜けるわけがない。
ボッタスはホームストレートで、DRSなしで320km/h近くまで伸びる。
一方でフェルスタッペンはDRSとスリップストリーム使っても330km/h程度。
トロロッソ 戦略ミス+ブリスターでポイント逃す
トロロッソは6番手7番手からスタートしたものの、ポイント圏外に。
トロロッソはレースペースが悪く、フォース・インディアやハースには太刀打ちできない印象でした。序盤でガスリーがグロージャンについていけていましたが、スティントの後半ではガスリーのタイムが一気に落ちてどんどんグロージャンから離されてました。
もちろんハースとフォース・インディアはフェラーリ&メルセデスのパワーユニットなのでその分レースペースや燃費にも有利。
また、トロロッソはスーパーソフトタイヤで引っ張ったため、先にピットストップしていたフォース・インディア勢にアンダーカットを楽々と許し、それだけでなくザウバーにも前に行かれてしまいます。
ザウバーに捕まってタイムを失い、その間にもさらにフォース・インディアに引き離されました。
また、ソフトタイヤを履いてしばらくするとリアタイヤにブリスターが発生、ガスリーのペースが上がらず、後ろから来ていたルノーにもオーバーテイクされます。
ハートレーもスタート後にどんどん順位を落としていき、マクラーレンにすら突っつかれてました・・・
また、ザウバーをオーバーテイクできずにレースペースが一気に失っていました。
ガスリーはスーパーソフト→ソフトという戦略でした。
これはフェルスタッペンと同じなのですが、タイヤに優しいレッドブルと比べると、トロロッソは厳しかったんじゃないかと思いますね。
予選Q2で落ちるの覚悟でソフト履いて、ソフトスタート選んで、後半ミディアムという戦略の方が良かったかもしれません。
まあ、ガスリーは頑張ったんじゃないですかね。
ルノーのサインツはソフトスタートでミディアムに交換してましたが、これが良かったと思います。
今回サインツがポイントを取れたのが一番サプライズだったかもしれませんね。本来ならルクレールあたりが10位に入ってたかも。
メルセデスも結局スーパーソフトはレースでは一回も使ってませんから、SS→Sはリスク高かったでしょうね。
ライコネンもスーパーソフト→ミディアムという戦略でしたし。
とはいえ、ボッタスは後半ミディアムでペースが思うように上がりませんでしたから、どのチームもかなり予測不能な状態だったのではないでしょうか?
打って変わってフォース・インディアは素晴らしい戦略と車の速さでした。
早めにピットインしてグロージャンとガスリーをアンダーカットしに行きます。
ミディアムを履いたペレスはレースペースも良く、7位でゴールしました。
ペレスのタイヤマネージメントの巧さも出た感じです。